この記事のまとめ
- インターンは時期にあわせた準備が大切
- 25卒の採用活動からはインターンが採用に直結するケースも
- インターンには企業ごとに複数タイプの形式がある
- 適職診断
たった3分であなたの受けない方がいい職業がわかる!
この記事を読んでいる人に
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インターンシップは、実際に働く職場での業務内容や雰囲気、人間関係などを知れることから、自分に合った職種や業界を選ぶための判断材料となります。インターンを通じて、自分自身のキャリア形成につながる貴重な経験を積むためには、事前の準備をしっかりおこなうことが大切です。
また、25卒の採用活動からはインターンが採用に直結するケースも認められ、インターンが選考の主流になる動きが予想されています。つまり今後は、就活におけるインターンの位置付けが、今までよりさらに重要となる可能性があるということです。しっかりと準備をおこない、インターンで「できる学生」と評価されれば、内定への近道が開ける場合もあるでしょう。
この記事では、キャリアアドバイザーの谷所さん、隈本さん、田邉さんのアドバイスを交えつつ解説します。インターンを控えている人はぜひ実践してみてくださいね。
次の記事では、仕事ができる人の特徴について解説しています。今からできることもあわせて紹介しているので、インターンの準備の参考にしてみてくださいね。
仕事ができる人の特徴18選! 結果を残す人の仕事術も解説
就活準備で必ず使ってほしい厳選ツールランキング
スタートダッシュで差をつけよう! インターンは準備の質が命
インターンは、学生にとって将来のキャリア形成で非常に重要な役割を果たします。インターンを通じて、自分が応募する企業や業界の理解を深め、その企業や業界が抱える課題や今後の展望などを把握することができます。実りあるインターンにするために、しっかり準備しましょう。
記事ではまず、インターンで評価される学生の特徴を詳しく説明します。その後で、どの企業にも共通するインターンで差がつく3つの基礎準備を解説。事前にできる3つの基礎準備で企業の評価基準を満たせるようにします。時間をかけて対策をおこなうことで、インターンの時間を有意義なものにすることができますよ。
また、「どの時期に何をすれば良いのかわからない」という人のために、インターンの準備を流れごとに解説します。実際のインターンに参加する日から逆算しながら、読んでみてくださいね。
インターンに参加をして企業理解や業界理解を深めることで、応募する企業のエントリーシート(ES)や面接の対策が可能になります。
インターン参加者を優先的に採用する企業もあるので、しっかりインターンの準備をおこないましょう。
そもそもインターンがどのようなものかわかっていない人は、こちらの記事でインターンの特徴や臨み方、インターンの選び方など、インターンに関するすべてを解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
インターンは就活に不可欠? 8のメリットと選び方を詳細解説
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
インターンで評価されるのはどんな学生?
インターンで評価されるのはどんな学生?
- 目的の解像度が高い学生
- 自分でPDCAを回せる学生
- 何事も学びに転換できる学生
インターンで評価される学生には、多くの共通点があります。インターンは、実践的な仕事を通じて、社会人として必要なスキルやマインドセットを身に付ける貴重な機会です。
企業によっては、将来的に自社で活躍できる人材を発掘することをインターンの目的にしてる場合もあるでしょう。インターンでより高い評価を得るためには、事前の準備や熱意、そして自己成長への意欲が不可欠です。ここからは、インターンで企業から評価される学生の特徴を解説します。
目的の解像度が高い学生
インターンで何を学びたいのか、どのような経験を積みたいのかという目的が明確である学生は、企業から高く評価されます。
目的の解像度が高い学生は、自己分析により自身の強みや弱みを把握し、それに合わせたインターンを選択できるでしょう。逆に、目的の解像度が低い学生は、インターンの意義や目的がわからないまま、ただ指示された業務をこなすだけになりがちです。学生によっては、業務内容が把握できないままやる気が低下し、成果が出せずに終わることもあります。
インターンでは自分自身の成長につなげる目的意識を持ち、それを実現するために行動することが大切です。
自分が就職したい業界や業種、職種などがほぼ固まっている人もいるでしょう。
そのような、インターンを仕事体験の場ではなく、その会社に就職するための事前確認の場であると考えている人は、積極的な質問や業務参加をするケースが多く目標の解像度が高いと感じます。
自分でPDCAを回せる学生
PDCAとは
Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Act(改善)の一連のサイクルのこと。
ビジネスの基本となるPDCAサイクルを回す能力は、インターンで成果を上げるうえでも重要です。問題を発見し、分析して、解決策を提案し、実行するというPDCAサイクルを自分で回せる学生は、企業から高い評価を得られます。
PDCAを回せる学生は、自分で課題を発見できるため主体的に業務を進めることができます。企業側から見れば、マネジメント能力やリーダーシップ力が高く、将来的にリーダー候補として期待できる人材に見えることもあるでしょう。
また、PDCAを回すことができる学生は、失敗から学び、改善することができます。失敗に対して諦めずに、次に活かすための具体的な改善点を見出し、次回からより良い成果を出せるようになるため、成長が早いと期待されるかもしれません。
何事も学びに転換できる学生
何事も学びに転換できる学生は、インターンで新しいことに積極的に取り組む姿勢が評価されるでしょう。たとえば、プロジェクトの途中で失敗しても、その原因を分析し、次のステップに向けて改善策を立てられる学生は、評価が高くなります。
インターンでの仕事は、思った通りに進まないことがあります。そんなときに、自分の成長や学びにつながるとポジティブに考え、前向きなアクションを取ることができる学生は、企業から高く評価されます。自分自身の成長や強み、弱みを学び、次に活かすことができる学生は、インターンでも重宝されますよ。
アドバイザーコメント
隈本 稔
プロフィールを見るインターンで好評価が狙える学生には4つの特徴がある
インターンは実際に社員たちと触れ合える場なので、以下のような人が高評価を得やすいでしょう。
①コミュニケーションを積極的に取る人
初対面の人が多いインターンだからこそ、コミュニケーションを積極的に取ろうとする人は評価されやすくなります。
基本的なことですが、笑顔で挨拶をする、わからないことがあれば質問する、アドバイスを求めるなど、自分から相手にアプローチできる人は高評価につながりやすくなります。
②業務やワークに真剣に取り組む人
業務やワークに積極的にかかわって真剣に取り組む人は高評価を得やすくなります。
実務をともなう長期インターンならば、与えられた業務に対して責任感を持ち、納期を守るのはもちろん、難しい業務でも投げ出さずに最後までやり遂げることができる人は評価されるでしょう。
③柔軟性がある人
スケジュールやプログラム内容に変更があったとしても、変化に対応しようと行動できる柔軟性がある人は、高評価を受けやすいでしょう。
④行動を改善する意識がある人
社員からアドバイスを受けた際に素直に話を聞ける人や、業務結果に対してフィードバックを受けたときに次回の行動に少しでも活かせるような人は、柔軟な思考があって実務能力が高そうだと評価してもらえるでしょう。
「できる学生」になろう! インターンで差がつく3つの基礎準備
インターンで差がつく3つの基礎準備
- 参加目的を明確にする
- プログラムやインターンの形式を把握する
- 企業が求める人物像を知っておく
インターンは、学生が社会人として働く前に実際の職場での経験を積むための貴重な機会です。しかしインターンの期間は短く、現場での業務は実務に近いことから、未経験の学生にとってはハードルが高い場合も。
インターンに参加する前には、できる限りの準備をすることが大切です。適切な準備をすることで、インターン中にスムーズに業務に取り組むことができ、職場での評価も上がりますよ。インターンでほかの学生と差をつけるためには、以下の3つの基礎準備が必要です。
あなたに適性がある職業を知って、インターンに活用しよう!
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
①参加目的を明確にする
インターンに参加するのであれば、参加の目的を明確にしましょう。明確な目的がある学生は、インターンの中で自分自身を成長させることができます。
たとえば、将来的にどのようなキャリアを築きたいのか、何に興味を持っているのか、自分自身の強みや弱みを把握しているのか、といったことを事前に考えておくことが重要です。参加目的を明確にすることで、成長に向けた具体的なアクションプランも立てやすくなります。
インターンの参加目的の例
- 業務内容のイメージを鮮明にしたい
- 現場の社員から生の声を聞きたい
- 選考でのアピール材料を作りたい
- 就活本番の予行練習をしたい
- 自己分析を深めたい
- ビジネスに必要なスキルを得たい
インターンの参加目的が不明確な学生は、企業にとってマイナスに映る可能性があります。
インターンの中でも、目的が達成できる仕事や機会があれば、積極的に参加しますよね。このような姿勢がない学生は、消極的に映ってしまい評価を下げかねないので注意しましょう。
②プログラムやインターンの形式を把握する
インターンのプログラムや形式は企業によって異なるため、参加前に十分な情報収集をすることは重要です。企業が提供するプログラムの形式によって、期待される学生の能力やスキルは異なることがあるためです。
たとえば、就業型プログラムに参加すれば、入社後を想定した具体的な業務をすることができ、その分参加時から一定のスキルを持っていることが求められる傾向にあります。ただし、求められるスキルは企業によるので、インターンの募集要項を確認しておきましょう。
③企業が求める人物像を知っておく
インターンに参加する前に、企業が求める人物像を理解しておきましょう。企業が求める人物像をインターン前に理解することで、学生は目指すべき人物像のゴールがわかりやすくなるでしょう。
企業の求める人物像と自分自身の目的を照らし合わせることで、自分が企業にどのように貢献できるかを考えるきっかけにもなります。
企業が求める人物像には以下の内容が多くありますが、実際の企業の採用ホームページ(HP)などを見て確認しておきましょう。
企業が求める人物像の例
- 主体性や自己管理能力があること
- チームワークを大切にできること
- 柔軟性や創造性があること
- コミュニケーション能力が高いこと
- 熱意や積極性があること
インターンは情報戦でもあります。企業への質問からより有意義な時間を過ごすためのヒントを得られることもあるので、次の記事も参考に質問を準備してくださいね。
インターンでおすすめの質問70選|深い情報を引き出す5つのコツ
インターンには面接がある場合があります。3つの基礎準備と併せてこちらも読んで対策しておきましょう。
インターンシップの面接を突破する3つのカギ|質問と回答例12選
あなたの企業はどれに当てはまる? まずはインターンの形式を把握しよう
インターンの形式
- グループワーク型
- 実務型
- セミナー型
インターンは、学生が実際に職場に入り、企業の業務や文化を体験することができる貴重な機会です。ただし、インターンの形式はさまざまであり、企業によって異なります。
インターンの形式を把握せずに参加してしまうと、流れ全体がわからないことへの不安が募るだけでなく、本来できるはずの準備の機会を損なってしまうこともあります。
たとえば、グループワーク型であることが事前にわかっているのであれば、グループでの会話のコツを学んでおくことができますよね。しっかり準備するために、インターン形式とその内容を把握しておきましょう。
グループワーク型
グループワーク型インターンとは
複数人で共同で課題を解決することが主となるインターン形式。
グループワーク型インターンでは、学生同士でチームを組み、プロジェクトや企画の立案をおこなうことが多いです。IT企業でのウェブサイト制作や、食品メーカーでの商品開発などをインターンの題材にする企業もあります。
また、コミュニケーションスキルやリーダーシップ能力が求められる内容になっていることも多々あります。インターンの中でチームで意見を出し合い、意見の食い違いを解消することで、自分だけでは気づけなかったアイデアが生まれる場合もあるでしょう。
課題解決型プログラム
グループワーク型インターンの中でも、課題解決型は参加者が与えられた課題に取り組み、最終的にその解決策を発表する形式のプログラムです。たとえば、ある大手飲料メーカーが、飲み物の新商品開発に関する課題を与え、参加者たちがチームを組んでそれに取り組む事例などが挙げられます。
最終的に発表やプレゼンをする場面を与えられるケースが多く、自分たちのアイデアが実現につながる可能性もあるため、やりがいも感じられるでしょう。課題解決型のグループワーク型インターンは、参加者たちの主体的な取り組みが求められるため、自己主張力やリーダーシップ力なども養われることが期待できます。
ビジネスシーンに関連した課題解決型プログラムでは、メンバーと力を合わせることや論理的に考える能力が評価されます。
メンバーとの意見交換で安易に意見を否定をすることや、わからないことを知っているような振りをするのはNGです。
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
実務型
実務型インターンとは
実際に企業で働くことでビジネスの現場を知り、経験を積むことができるインターンの形式。期間が短い短期仕事体験型と長期間の長期仕事体験型がある。
実務型インターンは、実際に働くことで実務経験や人脈を得られることから、就職活動では大きな強みとなります。自己PRがしやすくなるだけでなく、適職の見極めにも役立ちますよ。
短期仕事体験型プログラム
短期仕事体験型プログラムは、数日程度の期間限定のプログラムです。短い期間の中で、実際に働いて業務内容を知ることができます。
短期仕事体験型プログラムでは、業務の手順やビジネスマナーなど、基本的なスキルを学ぶことができるのが特徴です。また、短期間で多くの企業や業界を知ることができるため、自分の興味関心のある業界を見つけることもできるでしょう。実務を積む中で適性を知るという意味でも、得意・不得意を含めた就職活動での自己分析にも役立ちます。
短期仕事体験型プログラムでは、短い期間だからこそ、元気な声で挨拶ができて社員やほかの参加者とも積極的にコミュニケーションを取れたり、ビジネスの基本である「報連相」を意識的に実行できる人が評価されやすい傾向にあります。
自分で仕事を抱え込んで、自己判断で行動する人は評価が下がりやすくなります。
短期インターンについて詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
短期インターンのメリットとは? 後悔しない選び方も解説
長期仕事体験型プログラム
長期仕事体験型プログラムは、企業が定めた一定の期間、実際に企業で働くことができるプログラムです。実際のビジネス現場に触れ、業務スキルを磨くことができます。
また、長期間勤務することで、企業の文化や風土を知り、企業にマッチするかどうかを体感で確認することもできるでしょう。
- 長期インターンに参加すると学生生活がかなり犠牲になりそうで、参加する勇気が出ません。
長期インターンでも週1日からのものもある
学生生活が犠牲になりそうならば、長期インターンは無理に行く必要はないでしょう。
学生生活を優先すべきですが、長期インターンでも週1日からなど、学業に支障が出ないような配慮をしている長期インターンもあるので調べてみてください。
長期インターンに参加することで、企業や業界の状況だけでなく、仕事への理解も深まりスキルアップできます。希望職種の知識やスキルを身に付けたいなど、参加目的を明確にしたうえで、長期インターンに参加することを検討してみましょう。
就業型プログラム
就業型インターンとは、実際に企業で働くことができるプログラムです。報酬が発生する場合もあり、社員と同様に業務に参加し、実践的なスキルやビジネスマナーが身に付きます。
報酬が発生する就業型プログラムは、学生にとって貴重な収入源となる場合もあるかもしれません。ただし、その代わりに企業から求められるスキルやマナーが高いレベルである場合が多く、厳しい業務内容になることもあります。また、安い労働力としてみなす企業もあるので注意しましょう。
たとえば、一部の企業では、マーケティングや営業など、企業の主要な業務にかかわるインターンを提供しています。この場合、学生はリアルなビジネスシーンに立ち会い、企業の中核的な仕事を体験することができるでしょう。そのため、将来有利になるスキルを身に付けるための貴重な機会としても捉えることができます。
就業型プログラムで優秀な学生として評価されるためには、報告・連絡・相談をこまめにすることがポイントです。
課題を早いタイミングで伝えることで、リスク回避ができるだけでなく、課題解決の真剣度、職場への貢献意識が高いと感じてもらえますよ。
セミナー型
セミナー型インターンとは
講師による講義や講演が中心となるインターンの形式。
セミナー型インターンでは、企業のビジネスモデルや業界のトレンド、キャリア形成など、就職活動に有用な情報を提供することが目的となっています。
2023年4月以降はセミナー形式のものはインターンとはみなされないこととなりましたが、実態としてはインターンに近い形として開催されている場合もあります。
また、企業によってはセミナーの後にワークショップの時間を設けている場合もあります。ワークショップでは、実際に商品開発に携わる社員やほかの学生とセミナーのテーマを話し合い、内容への理解を深められるでしょう。
チームでアイデアを出し合うことで、社会人として必要なチームワークやコミュニケーションスキルを身に付けることができます。
セミナー型インターンでは、キャリア形成の話を聞けるケースもあります。以下の記事ではキャリア形成のやり方を解説しているので、参考にしてインターン前に考えてみると、インターンをより充実した時間にできますよ。
キャリア形成とは? 4ステップでこの時代を生き抜く方法を考えよう
座談会プログラムとは
座談会プログラムは、講師や先輩社員を交えたグループディスカッションの形式で進められるセミナー型インターンの一つです。多くの会社がある中、その業界や企業の魅力を学生に知ってもらうことが目的です。
たとえば、大手食品メーカーが主催するセミナー型インターンでは、一般的に同社の商品開発に携わる社員からの話が聞ける座談会などがおこなわれます。また、実際に就活を経験してきた新入社員によるキャリア相談会が実施されるケースもあります。
参加者同士の交流が深まり、相手の意見を聞きながら自己理解を深めることができます。
座談会プログラムで優秀な学生として評価されるためには、座談会に参加する前に企業情報の収集をしっかりおこないましょう。
ネットで調べれば簡単にわかるような質問をすると、情報収集をおこなっていない入社意欲が低い学生と判断されてしまうことがあります。また、参加している社員が答えにくい質問もNGなので注意してくださいね。
座談会で何を聞けば良いかがわからない学生もいますよね。次の記事では、座談会におすすめの質問例50選を紹介しています。
座談会とは? 質問例50選と本選考への活かし方を企業目線で解説
企業の心をつかもう! インターンの準備を流れごとに解説
インターンは、大学生が社会人としての体験を得られる貴重な機会です。インターンに参加するまでには、大きく分けて4つのフェーズがあります。
インターンを成功させるためには、それぞれのフェーズに合わせた適切な準備が必要です。まずは、インターンを受ける3カ月前におこなうべき準備から解説します。
インターンにいつから参加したり準備すべきかわかっていない人は、こちらの記事でインターンに取り組む時期を解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
インターンはいつから参加? 応募から選考までのスケジュールを解説
インターンの準備や流れを把握したら申し込みをしますが、サイトからするのか、企業のHPからするのかわからない人もいると思います。以下の記事ではインターンの申し込み時期や応募方法をまとめているので参考にしてみてください。
インターンの申し込みはいつまで? 応募方法と必要な準備も解説
そもそも、就活自体の流れをよく理解していない人もいるのではないでしょうか。次の記事では、就活全体の流れについて解説しています。よく理解して、いつ何を準備すればいいのか、参考にしてみてくださいね。
就活の流れを5ステップで解説! 時期別の選考対策も紹介
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「性格診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
性格診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
①3カ月前:インターンを探す前に取り組む準備
インターンを探す前に取り組む準備
- 企業研究をする
- 就活用のメールアドレスを作る
インターンに参加するのであれば、まずは参加する企業を絞らなくてはなりません。さらに、選考がある場合は、その企業にどのような興味を持ったのか、なぜその企業に応募したのかを具体的に説明できるようにしておくことが大切です。
インターンを探す前に、以下の準備をおこなっておくことで、より効果的なインターン探しにつながります。
企業研究をする
企業研究は、インターンを受けるために欠かせない準備の一つです。インターン先の企業がどのようなビジネスを展開しているのか、その企業がどのような社風を持っているのかなど、詳しく調べましょう。企業研究をおこなうことで、自分がどの企業に応募するかを決められるだけでなく、最終的には面接での自己PRにも役立ちます。
インターンに応募するためには、適切な情報収集が必要です。求人情報サイトや企業の公式サイトなどを確認するだけでなく、業界団体やキャリアセンターなどで開催されるイベントやセミナーに参加してみるのもおすすめです。これらのイベントでは、業界のトレンドや企業の情報、選考に関するノウハウなどが得られますよ。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見るインターン応募時の企業研究は「企業が求める成果」を把握することを意識しよう
学生にとっては、インターンに参加することで経験を積めたり、本選考で有利になったりすることに魅力を感じますよね。しかし、自分が得られるメリットばかりに着目して面接でアピールすると、採用担当者からマイナスな印象になる可能性があるため注意してください。
たとえば、就業型プログラムでは、企業が学生に求める成果がありますよね。この成果を生み出せる自己PRをして、企業に貢献できることを伝えなければ採用されません。そのため、企業が学生に求めることを明確に把握することを意識しましょう。
マイナス印象を避けるためにビジネスモデルをリサーチしよう
企業が学生に求めることを把握するためには、ビジネスモデルのリサーチが最も大切です。ビジネスモデルを把握することで、具体的にどの仕事が大切なのかを知ることにつながります。すると、成果を上げるために必要なことをインターンの準備段階で把握できますよね。
他の学生との差別化にもつながるため、必ずビジネスモデルのリサーチをおこないましょう。
企業研究は専用のノートにまとめておこないましょう。こちらの記事では、企業研究に便利な企業研究ノートの作り方を解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
作り方例4選|企業研究ノートのまとめ方をイラスト付きで解説!
企業研究と同時に企業分析も自分に合った企業を探すうえでは大切です。以下の記事では企業分析についてまとめているので参考にしてみてください。
企業分析のやり方を完璧にマスターする3ステップ|よくある注意点も
就活用のメールアドレスを作る
インターンだけでなく、就活で幅広く使うことになるのが就活用のメールアドレスです。個人用のメールアドレスと就活用のメールアドレスを分けて使用することで、自分の個人情報を守ることができます。また、就活用のメールアドレスを用意することで、受信ボックスを整理しやすくなり、就活中に必要なメールを見逃すことがなくなります。
就活に適したメールアドレスを使用することで、企業への信頼を高めることができるでしょう。
就活用メールアドレスの例
- ○○○○1612××@大学名.××.jp
- minato-taro@×××.jp
- minato-taro0729@×××.jp
採用担当者に配慮することを優先して、基本的には氏名全体をローマ字表記にしたものを作りましょう。
10文字を超えるなど長過ぎるならば、「m-kumamoto」のように名前をイニシャルにして、メールサービス上で重複がある場合のみ誕生月日を付け加えると良いでしょう。
インターン前にあなたが受けないほうがいい職業を確認してください
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
②2カ月前:インターンにエントリーするときに取り組む準備
インターンにエントリーするときに取り組む準備
- 必要書類を用意する
- 競合との比較内容をまとめておく
- 志望動機を作成する
参加したいと思うインターン先が見つかった後は、いよいよ企業のインターンへエントリーをします。エントリーそのものはインターネットで手軽に完結できる企業も多いですが、この段階の準備でほかの学生と差をつけられます。
「エントリー前の準備はギリギリにすれば良いや」と手を抜くことなく、しっかりと対策しましょう。
必要書類を用意する
インターンにエントリーする際には、企業が求める書類を用意する必要があります。インターンに参加するために必要な書類は、企業によって異なる場合がありますが、一般的には以下のようなものが必要となることが多いです。また、この中の一部のみを求められるケースも多々あります。
インターンで求められる必要書類の例
- 履歴書
自分の経歴やスキル、学歴、資格などを記載するものです。求人情報に従って、履歴書の書き方や提出先を確認してください。 - ES
応募するインターンによっては、ESを提出する場合があります。自己PRや志望動機、自己分析などを記述するものです。 - 学生証
大学や専門学校などの学生証を提出する必要がある場合があります。就業先によっては、学生であることが条件の場合があるため、必ず確認してください。 - 健康診断書
健康状態に問題がないことを証明するため、健康診断書を提出する必要がある場合があります。就業先によっては、必須の書類となっている場合があります。 - 保険証
自分自身で加入している保険の保険証を提出する必要がある場合があります。
応募する企業の募集要項を確認して、必要な書類を提出しましょう。
インターンの申し込みには履歴書が必要です。以下の記事ではインターンの履歴書の書き方についてまとめているので参考にしてみてください。
インターンの履歴書の書き方|履歴書の選び方や作成時の注意点も解説
新卒の就活の履歴書の作り方やマナーは以下の記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
新卒用履歴書の書き方完全版|よくある失敗や受け渡しのマナーも解説
インターンに参加する前に、事前に保険に加入しておくことをおすすめします。以下の記事では、インターンにおすすめな保険をまとめているので参考にしてみてください。
インターンの保険って必要? 加入するメリットや申し込み方法を解説
競合との比較内容をまとめておく
どんな業界であれ、多くの企業は同業他社と競争します。インターンに応募する際には、自分が応募する企業がどのような競合環境にあるのかを把握しておくことが大切です。
調べておくべき競合との比較内容の例
- 主力商品
- サービスの特徴
- 価格
- 販売戦略
- 広告
- 社員規模
- 創業年数
比較内容をまとめることで、インターン先での業務内容の理解が深まるでしょう。
さらに競合他社と比較することで、自分がその企業で何ができるのかを明確にできることから、自分自身のアピールポイントを見つけることにも役立ちます。
競合調査のときに、主力商品とサービスの特徴は特に入念にリサーチをしましょう。競合商品を知ることで、インターン応募企業の強みだけでなく弱みを知ることもできます。
企業の良し悪しを知ることで、本選考でのミスマッチを減らすことにもつながりますよ。
志望動機を作成する
インターン前に志望動機を作成するメリットは、自分自身の強みや将来のキャリアプランを考えることができる点です。また、志望動機を作成することで、自分が何を得たいのか、どのような成長を期待しているのかを明確にすることができます。これを考えることで、インターンに参加する際に選考がある場合、その対策にもなります。
さらに自分自身がどのようなキャリアを築きたいのか、その企業で何を実現したいのかを明確にすることで、自身のインターン中のモチベーションを高めることができるでしょう。志望動機を実際に書いてみて、改めて企業への熱意が増す学生もいるかもしれません。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見るインターンに選考がある場合に志望動機を作成するコツは3つある
選考がある場合のインターンの志望動機作成のポイントについて考えてみましょう。
①求められている人材を把握する
インターンであれば、企業や業界研究をそれほどおこなわず参加する学生もいますが、企業の選考がある場合は、事前にできる限り企業や業界研究をおこないましょう。
企業は自社とのマッチングを見極めているので、事前にインターンの募集要項で求める人材を把握し、選考では求める人材とのマッチ度をアピールすることが大切です。
②インターン企業を選んだ理由を説明する
採用担当者は、志望動機から「なぜ自社なのか」といった理由を把握したり、意欲や本気度を見極めます。応募企業の特徴を理解したうえで、インターン企業で実現できる仕事をやりたいと考えた背景と、インターン参加理由を具体的に伝えましょう。
③インターンとして取り組みたいことを考える
インターンとしてできることを調べたうえで、インターンで取り組みたいことを具体的に伝えましょう。インターン企業に関連しない業務や、インターンでは携われない業務を伝えないように注意してください。
インターンで発揮したい能力などを伝えることで、よりインパクトのあるアピールになります。
インターンの志望動機の作り方はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
例文19選|インターンシップの志望動機づくりはこれで完璧!
インターンのESを作成する際は、こちらの記事をチェックすると選考通過率を上げることができますよ。
インターンシップ参加を掴むエントリーシートの書き方|例文あり
志望動機に企業理念を混ぜて伝えることもできます。インターンの志望動機でも活用できるコツを解説しているので、こちらの記事も読んでおきましょう。
例文9選|志望動機で企業理念への共感を伝えて唸らせる4ステップ
志望動機は答え方も大切です。考えた内容をそのまま伝えるのではなく、以下の記事を参考に工夫して伝えましょう。
面接の志望動機の答え方を10例文で解説! 書類と同じ対策はNG
③1カ月前〜前日:インターンへの参加が決まったら取り組む準備
インターンへの参加が決まったら取り組む準備
- 企業の場所とアクセスを確認する
- 持ち物を確認する
- 服装を確認する
- 自己紹介を用意する
インターンへの参加が決まってからも気は抜けません。当日に粗相がないように、前倒しでできることは最大限取り組んでいきましょう。ここでは、インターンに参加する1カ月前から前日までにおこなうべき準備を紹介します。
企業の場所とアクセスを確認する
インターンに参加する前には、企業の場所とアクセスを確認しておくことが大切です。特に、初めて訪れる際は、事前に場所を把握しておくことが必要です。たとえば、電車でのアクセス方法や、最寄り駅からの道順などを調べておくことで、当日の移動がスムーズにおこなえます。
また、場所だけでなく、周辺環境も調べておいてください。たとえば、周辺に時間を潰せる喫茶店やコンビニエンスストアがあるかどうかを調べておくことで、早く着いてしまった場合の居場所や、もしもの時の買い物に困ることがなくなります。
持ち物を確認する
インターンに参加する前には、必要な持ち物を事前に確認しておくことが大切です。持ち物の確認は、当日の準備をスムーズに進めるために重要なステップとなります。
まず、企業側から指定された持ち物がある場合は、必ず確認しておきましょう。必要な持ち物を忘れてしまうと、企業側からの評価が下がることがあります。
インターンに必須の持ち物
- 履歴書や職務経歴書
- 筆記用具(ボールペン)
- メモ帳
- スマートフォンや携帯電話
- 腕時計
指定があった場合にインターンに必要な持ち物
- 事前に伝えられた課題
- 交通費の領収書や請求書(企業によっては交通費の支給がある場合があります)
インターンにあると便利な持ち物
- ノートパソコン
- 水筒
- タオル
これらの持ち物に加えて、企業によっては特定のものを用意するよう指定される場合があります。その際には、指示に従って必要な持ち物を準備することが重要です。
ここまでインターンの持ち物について解説しました。以下の記事ではインターンに役立つアイテムを詳しくまとめているので参考にしてみてください。
インターンの持ち物一覧|あれば役立つアイテムとは?
服装を確認する
インターンに参加する際には、企業の文化や雰囲気に合わせた適切な服装を選ぶことが重要です。企業によってはスーツが必要な場合もありますが、カジュアルな服装でも問題ない場合もあります。
しかし、その場合でも過剰な露出や派手な装飾は避け、清潔感のある服装を心掛けましょう。また、靴やアクセサリーなども整え、第一印象を良くするように心掛けましょう。オフィスにふさわしいカジュアルな格好である「オフィスカジュアル」は上の画像を参考にしてくださいね。スーツほど硬くはならないものの、全体的にシンプルな格好にまとめ、かつ基本的に夏以外はジャケットは羽織りましょう。
一方で、大手企業や金融業界ではスーツが必要な場合が多いです。企業の情報を事前に調べ、適切な服装を選ぶようにしましょう。
就活の服装はビジネスマナーの一つです。失礼のないように下記の記事で正しい服装を確認しておきましょう。
面接の服装に迷う学生必見! 基本マナーから私服対策まで完全網羅
- インターンの服装で失敗しないためには、何を参考にすれば良いですか?
下見ついでに通勤中の社員の服装を見てみよう
まずは、インターン参加の案内で服装のルール(ドレスコード)があるか確認しましょう。そのうえで、インターン先の企業が遠方でない場合は、出勤ルートの下見ついでに出社や退社する社員の服装を確認すると良いでしょう。
直接確認するのが難しいならば、リクルートページなどにある現役社員紹介での服装を参考にする方法があります。
自分で服を選ぶことに不安があるならば、ビジネスパーソン向けのスーツなどを販売しているショップのマネキンを参考にしたり、直接店員に相談したりするのが確実です。
自己紹介を用意する
インターンに参加する際には、自己紹介を用意しておきましょう。心をつかむ自己紹介ができれば、企業の社員やほかのインターン生とのコミュニケーションを円滑にできますよ。
自己紹介の内容の例
- 自分自身の名前
- 出身地
- 学校名
- 専攻や研究分野
- 就職希望先や理由
- 自分の強みや興味・関心のある分野
自己紹介のポイントは、簡潔かつ明確に自分をアピールすることです。相手に興味を持ってもらえるような話題を見つけ、印象に残る自己紹介を心掛けましょう。また、自己紹介を言葉で話すだけでなく、ポートフォリオやビジネスカードなどでアピールすることもできます。自己紹介の準備をしっかりとして、自分自身をアピールしましょう。
自己紹介には実はNGパターンがあります。知らないうちに間違った自己紹介をしていることがないように、次の記事で学んでおきましょう。面接用の記事になりますが、インターンの場合も参考になります。
面接の自己紹介の作り方・伝え方|やってはいけないNG例も紹介
忘れ物がないかを確認する
当日は急いで出かけることが多いため、持ち物の確認が不十分になることがあります。そのため、出発前に再度持ち物を確認することが大切です。インターン先で必要となる書類やツール、持ち物リストに書かれたものを確認し、忘れ物がないようにしましょう。
インターンの持ち物チェックリスト
- 履歴書・ESなど企業が指定した書類や課題
- スケジュール帳・筆記用具
- 本人確認書類
- 財布
- スマホ・携帯電話
- ハンカチ
- クリアファイル
- 折り畳み傘
担当者の名前をもう一度確認しておく
当日のインターンに参加するにあたって、担当者の名前だけでなく、役職や部署なども確認しておくことが大切です。
担当者の情報をあらかじめ確認しておくことで、面接や社内見学などの際にスムーズに対応できます。また、見学中に質問をする際に、部署や役職がわかっていれば、より具体的な質問ができます。さらに、相手の名前を呼ぶことで印象を良くすることもできます。
具体的には、企業の公式サイトや、担当者から送られてきたメールに記載されている情報を確認しましょう。もし、何らかの理由で担当者の情報がわからない場合は、事前に企業の採用担当者に問い合わせることもできます。
たとえば、以下のような内容を確認しておきましょう。
把握しておくべき担当者の情報
- 担当者の名前
- 役職
- 部署
このように情報を確認しておくことで、当日のスムーズな対応につながります。
事前の準備を怠らずに実りあるインターンにしよう
インターンは、自分の将来を考えるうえで非常に重要な機会です。しかし、ただ参加するだけでは意味がありません。インターンを有意義な経験にするためには、準備の段階から主体的に取り組むことが必要です。
インターンの参加前には企業の事前調査や持ち物の確認、服装や自己紹介の準備、当日のスケジュール確認や名前の確認など、細かな準備が必要になります。インターンは、就職活動で自分に合った企業を見つけるための絶好の機会です。事前の準備を怠らず、企業との出会いの場として、実りあるインターンにしましょう。
アドバイザーコメント
田邉 健
プロフィールを見るインターンは事前準備が参加後の成果を左右する
学生によっては、インターン開始日やエントリーの締め切りまで期間が短く、iインターンの準備を十分にできないと思ってるかもしれません。
たしかに、学業や部活・サークル、アルバイトと両立してインターンのリサーチをするのはハードですよね。しかし、手を抜かずにインターンのリサーチをすることで、成長できるだけでなく企業からの評価も大きく変わりますよ。
インターンを通じて「どう成長したいか」を事前に考えておこう
インターンに参加するだけでは成長することはできません。自分がインターンを通じて「どのように成長したいのか」を考えることで、取り組むこと・取り組み方が変わり大きく成長できるのです。そして、前向きな姿勢でインターンに取り組めば、企業から高い評価を得られます。
たとえば、「ヒアリング能力を高めたい」と「提案力を高めたい」では、取り組み方が異なりますよね。前者であれば、社員から傾聴姿勢を学び、後者は提案内容のレベルアップやプレゼンスキルのアップに努めると思います。
限られた学生期間で成長して就活を有利に進めるためにも、自分がインターンを通してどう成長したいかを考えてから徹底的に準備をしましょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/性格応用心理士1級
Minoru Kumamoto〇就職・転職サイト「職りんく」運営者。これまで300名以上のキャリア相談を受けた実績。応募書類や採用面接の対策支援をする他、自己分析の考え方セミナーを実施
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者
Ken Tanabe〇新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。その後独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる
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