この記事のまとめ
- 営業職の基本情報から整理しよう
- 営業職の志望動機は4つのステップで作成することができる
- 営業の種類・業界・経験別に志望動機例文を紹介
- 志望動機作成ツール
たった3分で選考通過率の高い志望動機が完成!
この記事を読んでいる人に
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基本的にどの業種・どの企業にも存在するのが営業職です。花形と呼ばれることもあり、営業職を志望しようと思っている人も多いでしょう。しかし、「営業の志望動機ってどう書けば良いの?」「営業の種類によって志望動機は分けるべき?」など、さまざまな悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。
営業の志望動機は、4つのステップに沿って作成することで企業の知りたい情報を盛り込んだ魅力的な志望動機になります。この記事で解説する、営業の志望動機の書き方を参考にして、説得力のある志望動機を作成していきましょう。
この記事では、これまで数多くの就活生のキャリアをサポートしているキャリアコンサルタントの鈴木さん、木村さん、渡部さん、秋田さん、野村さんの5名とともに営業職の志望動機の作成方法について解説します。
特に、企業の採用責任者として7年間の採用経験がある秋田さん、法人営業の経験がある野村さんの2名には、営業の志望動機の作成のコツや、採用担当者視点からのアドバイスを聞いてみました。営業職の志望動機の書き方に悩んでいる人は参考にしましょう。
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営業職の志望動機は4ステップで作れる! 営業スタイルに応じて作成しよう
営業職は仕事のイメージもしやすく、どの企業にも存在する職種のため、志望する学生が多いです。ですが、業界や企業ごとに営業のスタイルが異なるため、自分の作成した志望動機が企業の採用担当者の目を惹くものか心配という学生もいるのではないでしょうか。
営業職の志望動機では、志望理由だけでなく、採用メリットまで伝えることが重要です。営業職を深く理解して、採用担当者の心に刺さる志望動機を作成していきましょう。
この記事は、まず営業職の役割や種類など全体像について解説します。営業職の前提知識を持っておくことで、仕事内容や求められるスキルが把握できるため、営業職で評価されやすい志望動機の作り方がより理解しやすくなるでしょう。
その後に、基本的な志望動機の作成方法を4つのステップで解説したうえで、採用担当者の目を惹くコツについても解説します。基本的な営業職の志望動機の作成方法が理解できた人は、表現で差別化を図るためにも目を通しておきましょう。
記事の後半では、営業職の種類別・業界別・経験別で例文を紹介しているので、どのように作成すべきか迷う人は、自分に合った例文を参考にして作成してみてくださいね。
営業職を志望していて、自己PRの書き方のコツについて知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。ほかの志望者と差別化するためのポイントを紹介しています。
営業職の志望動機は、ツールを使えば自動で作成できます
エントリーする企業数が多く、志望動機の作成時間を短縮したいと悩む就活生は多いでしょう。
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そもそも営業職とは?
営業職を志望している人のなかには、「物を売るという大まかなイメージは付いているけど具体的な仕事内容はわからない」という人もいるのではないでしょうか。
営業職の志望動機を作成するうえで、まず大切なのは職種への理解を深めることです。一口に営業職といっても、売る相手や売る物が大きく異なります。
営業職の基本的な情報を知ることで、志望動機に具体性を盛り込むことができるだけでなく、営業職のなかでもどんな営業に興味があるのか、どういった人を相手に仕事をしたいのか、などを考えるきっかけにもなるでしょう。
ここでは、営業職の基本的な役割と種類について解説していきます。そもそも営業職について理解できていない人は、基本的な情報の整理から進めていきましょう。
基本の役割
営業職の形態は企業によって異なりますが、一言で表すと自社で扱っている商品やサービスを売り込むのが仕事です。相手の潜在的なニーズを聞きだすヒアリング力や、ニーズを聞き出したうえでお互いが納得できる着地点を提示する力を発揮して仕事を進めていきます。
営業が契約を取り付け、商品やサービスを提供することで、会社に売り上げが発生するため、企業にとって営業職は欠かせない存在です。
同じく顧客に対して何かを売るという職種としては販売職があります。販売職は店に来た客の商品購入をサポートする役割で、顧客はもともと購入意欲が高いことが多いです。一方で、営業職の場合は自社の商品やサービスを知らない顧客に対しても営業活動をおこなうという点に違いがあります。
また、営業先の顧客情報として入手した内容をマーケティングを担う部署などに共有して、現在の市場の動きや顧客のリアルな声を社内に還元することも大切な役割の一つです。
営業職は、ほとんどの企業でなくてはならない職種です。
商品やサービスだけでは競合他社と大きな差別化ができない状況も多く、最終的には顧客が「人」という観点で契約を決めることも珍しくありません。
営業職を志望の方は、志望動機作成ツールを試してください
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営業職の種類

営業職の種類
- 法人営業と個人営業
- 新規営業・ルート営業・カウンター営業
- 有形商材の営業・無形商材の営業
営業職は不動産業界やメーカー・医療・IT・広告・保険など、あらゆる業界に存在するポジションです。志望企業によって、営業職の種類は異なります。
たとえば、対象とする顧客が企業か個人なのかの違い以外にも、一から顧客を作っていくのかすでに取引のある企業とのやり取りを進めていくのかなど、営業の進め方はまったく違うのです。さらには、実際にものを売る場合もあれば、形のないサービスを売る場合もあります。
営業職といっても対象とする顧客や営業の進め方、扱う商材が異なるので、まずは、違いを押さえましょう。
法人営業と個人営業
営業先は大きく、「法人営業」か「個人営業」に分けられます。
法人営業とは?
企業を対象とする営業。企業向けの事務用品やビジネス支援ツールを提供している会社の営業が当てはまり、BtoBとも呼ぶ
法人営業の場合、その企業の窓口である主任や一般社員が営業相手となる場合が多く、営業相手が決裁権を持っていないこともあります。そのため、商談後すぐに契約が決まるわけではありません。商談終了から商品やサービスの提供まで時間がかかるのが特徴です。
個人営業とは?
消費者である一般の個人の顧客を対象とする営業。保険の営業や訪問営業、個人向けの不動産販売などが当てはまり、BtoCとも呼ぶ
個人顧客の場合、不動産や保険など生活にかかわるものが商材となります。そのため、商談した相手が契約の決定権を持ち、料金を支払うことが一般的なので、商談後すぐに契約が決まることもあるでしょう。法人営業と個人営業は決裁権の有無や契約までのスピード感など特徴が異なるのです。
BtoCの営業についての疑問にキャリアコンサルタントが回答しているので、気になる人は下記のQAを参考にしてみてください。
こちらの記事では、法人営業をおこなうBtoBについて詳しく解説しています。法人営業に興味がある人はぜひ参考にしてください。
BtoB営業ってどんな仕事? 魅力から大変な部分までまるごと解説
BtoB企業とは? BtoCとの違いから企業の探し方まで徹底解説
志望動機において、法人営業と個人営業で意識すべき点に特に違いはありません。共通して意識すべきなのは、なぜその対象を顧客とした営業をやってみたいのか、具体的な理由がある場合はそれをわかりやすく説明できるようにしておくことです。
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新規営業・ルート営業・カウンター営業
営業方法はおもに次の3種類です。一口に営業職と言ってもスタイルによって仕事内容や適性は異なるため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。
3種類の営業方法
- 新規営業:新規顧客の開拓をおこなう
- ルート営業:すでに取引のある顧客へのフォローをおこなう
- カウンター営業:訪れた顧客に対して営業をおこなう
新規営業の特徴
まだ取引をしていない相手に対して飛び込みや電話などのアプローチをおこない、自社の商品やサービスを売り込む。まだ関係性のできていない相手に対して売り込みをかけるので営業力が身に付きやすい。
ルート営業の特徴
すでに取引のある顧客へフォローをおこないつつ、新しい商品やサービスの提案をするスタイル。
新規開拓をしないので、アポイントの目標がなく精神的に余裕が生まれやすかったり、すでに契約している企業のため、話が進むのが早かったりするという特徴がある一方、営業力よりも顧客との信頼関係を良好に保ち続ける力が必要となる。
カウンター営業の特徴
来店した顧客に対して、実店舗で商品やサービスの販売をおこなう仕事。チラシやホームページ(HP)・CMなどを見て来店したような、ある程度商品やサービスに興味を持っている顧客に対して、商品やサービスの説明をおこない、購入する前の不明点を解消して、契約に結び付ける。
飛び込み営業のように自分から売り込みにいくのがあまり得意でない人にも取り組みやすい営業スタイル。
ルート営業についてさらに詳しく知りたい人は下記の記事を参考にしてみてくださいね。
記事
ルート営業に向いてる人の8つの特徴や仕事の魅力・厳しさを解説
Q&A
ルート営業が楽すぎるというのは本当ですか?
ルート営業に向いている人はどんな人ですか?
ルート営業は辛いですか?
これらの営業方法で共通して求められるスキルは「人から嫌われない」ということです。基本的に営業や販売の仕事は顧客を選べません。話し上手でなくとも、好感を持たれなくとも、最低限どのような人からも嫌われないパーソナリティは必要です。
有形商材の営業・無形商材の営業
営業が扱う商材は大きく「有形商材」と「無形商材」にわけられます。
有形商材とは?
自動車や不動産、食品など実際に手に取れる商品のこと
無形商材とは?
ITシステムや広告・コンサルティングなど目には見えない商品やサービスのこと
有形商材の場合は、実際に手に取ってみれるので、顧客も自分が使用したときのイメージが湧きやすいです。その分、商品に関する知識やわかりやすい説明で、顧客に納得感をもってもらえる営業ができるかがポイントになります。
一方で無形商材の場合は、実際に顧客が使用するまで自分のイメージ通りのものかどうかわかりづらいです。商談時に顧客が実際に商品やサービスを使うイメージを持てるように、自社の商品やサービスが顧客の問題解決に役立つことをアピールする必要があります。そのため、課題発見力や提案力が求められます。
上記で解説しているほかにも営業の種類は存在します。下記の記事で確認してみてください。
反響営業
反響営業とは? 入社後のイメージを膨らませるポイントを徹底解説
代理店営業
代理店営業が丸わかり! 隠れた3つの魅力や適性の見極め方も紹介
リテール営業
リテール営業とは? 仕事内容や5つの必須スキルを専門家と解説
企画営業
企画営業とはどんな仕事? 就活のプロが解説する働き方のリアル
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営業職の志望動機の作り方4ステップ
営業職の志望動機の作り方4ステップ
- 営業職になりたい理由
- 営業職の中でもその企業を選んだ理由
- 動機を裏付ける具体的なエピソード
- 入社後の展望
営業職や企業に対して熱い想いがあったとしても、それを志望動機に反映できないと、熱意がうまく採用担当者に伝わりません。また、営業職は志望する学生も多いため、ほかの学生と似たような内容だと採用担当者の印象に残りにくくなってしまいます。
志望動機では、なぜ営業職を志望しているのか、どうしてその企業なのか、具体的なエピソード、入社後に成し遂げたいことをロジカルに説明するようにしましょう。
ここでは、採用担当者を惹きつける営業職の志望動機の作り方を4ステップで解説していきます。
就活の頻出質問として自己PRがあります。こちらの記事では、営業職の自己PRの作成方法を解説しているので、参考にしてみてください。
ステップ①営業職になりたい理由
営業職は新卒の採用枠も広いです。そのため、なぜほかの職種ではなく、営業職に興味を持ったのかを伝えて意欲をアピールするようにしましょう。
営業職になりたい理由を深掘る際の着眼点
- 営業職を知ったきっかけ
- 営業職を志したタイミング
上記のように、自分が営業職を就活の軸に置いた経緯を説明すると、志望度合いが伝わります。この着眼点を活かして自己理解を深めましょう。たとえば、「営業職を知ったきっかけ→そのときの感情→興味を持った理由→なぜ興味を持ったのか→過去の〇〇がつながっている」などと一つずつ辿っていくことで、営業職への興味を深掘りすることができます。
また、営業職には大変というイメージをもっている人も多いなかで、なぜほかの職種ではなく営業職を選んだのかを、さまざまな角度から掘り下げて自分の考えを見つめていきましょう。
たとえば、「自分は営業として誰のためにどのように役立ちたいのか」「営業職のどんな点に魅力を感じるのか」「自分はどういったときにやりがいを感じるのか」「どのような評価制度が自分に合っているのか」などを考えていくと、営業職になりたい理由が深掘りできます。
志望動機の書き出しは内容全体への印象に影響する重要なパートです。志望動機の書き出しのコツはこちらを参考にしてみてください。
ステップ②営業職の中でもその企業を選んだ理由
営業職はどの企業にも存在します。多くの企業から、どうしてその企業を第一志望にしたのか、その企業でなければいけない理由を具体的に伝えましょう。
志望動機に入れたい企業の魅力の例
- 会社の経営理念に対する共感
- 事業に対する興味
- 志望企業の強み
その企業でなければいけない理由を書くためには、同業他社との比較をおこなえるような業界研究や企業研究が必須ですが、ただ企業の強みを書き並べるのではなく、企業の強みと自分の強み・自分の将来の方向性がマッチしていることを示せると、志望企業への適性がアピールできますよ。
アドバイザーからワンポイントアドバイス自分との接点を見い出して企業独自の志望動機を考えよう
木村 千恵子
プロフィールを見る「その企業でなければならない!」と思える企業なら、あなたはその企業のことをとても詳しく理解しているはずです。企業独自の志望理由がこれといって浮かばない場合は、競合他社に対する優位性を少しでも詳しく学び、自分の価値観とその企業との共通点をできるだけ多く見つけてください。
たとえば、その企業がBtoBの事業をメインにしている場合、直接的に自分の生活や興味との接点はないかもしれませんが、どんなビジネスでも自分とその企業のビジネスの間にいる中間業者を通してつながっている可能性はあります。
業界分析や企業分析をする際、その間接的なつながりをたどってその企業の事業を考えてみると、自分が一人の消費者や利用者としてその企業の事業の重要性をどう評価できるか、という視点を持つことができるでしょう。
他社との違いを分析することで企業ならではの特徴が見えてくる
さらに、その企業の競合他社との違いがどこにあるか、その違いによってその企業はどの分野に強みを持っているのかまで深く学ぶことによって、企業らしさや特長がより明確に見えてくるようになります。
そこに「その企業でなければならない理由」につながるポイントが潜んでいるので、しっかり見つけてくださいね。
ステップ③動機を裏付ける具体的なエピソード
志望動機に説得力や信憑性を持たせるためには、具体的なエピソードが必要不可欠です。ただ単に志望理由を述べただけでは、その根拠が曖昧で、採用担当者に「なぜそう言えるのだろう?」という疑問を抱かせてしまいます。
また、抽象的な言葉だけを並べてしまうと、ほかの応募者との差別化も図りにくくなるため、印象に残らないありきたりな志望動機になってしまうでしょう。あなたにしかないオリジナルのエピソードで独自性を盛り込み、採用担当者の記憶に残る志望動機にすることが大切です。
具体的なエピソードを書く際には、自分がなぜその企業に興味を持ったのか、どのタイミングで興味を持ったのか、などを深掘りしたうえで、就活の軸と絡めて書くことがおすすめです。
人柄や価値観の伝わるエピソードで、ライバルとの差別化を図りましょう。
企業に刺さる志望動機は、AI作成ツールを試してください
「企業に伝わる志望動機ってどうやって書くの…?」そんな悩みはありませんか?
「志望動機作成ツール」では、AIがあなたの思いや強みを文章に落とし込み、選考に強い志望動機を作成します。
面接官の心に響く内容を準備し、次のステップに進む準備を整えましょう!
ステップ④入社後の展望
採用の場面で求められているのは入社後に活躍できる存在です。どんなにやる気があったとしても、活躍のイメージを採用担当者が思い描けない場合は、選考を通過するのは難しいでしょう。
そのため、企業に入社した後に果たしたい仕事や、目標を明記することが大切です。このときに、学生時代の経験をもとに、自分の強みが再現性の高いものであることを伝えられると説得力が増します。
入社後の展望を考える際には、企業のHPなどに記載されている先輩社員のキャリアステップを参考にしたり、OB・OG訪問で若手社員の話を聞いてみたりするのがおすすめです。
「接客業のアルバイトで会社の売り上げに貢献した」「英検1級合格するまで諦めずに勉強し目標を達成した」など、自分の強みを自覚したうえで、適切に企業の採用担当者に伝えてください。そうすることで、企業側も採用後の活躍イメージを描きやすくなります。
入社後の展望が思い浮かばない人もいるかもしれません。社会人になったことがない皆さんであれば当たり前のことだと思います。
このような場合は、企業HPなどに載っている企業のロールモデルを参考にしてください。自分がなりたい先輩像を見つけて参考にしましょう。
アドバイザーからワンポイントアドバイス営業職の志望動機では「求められるスキルが何か」から考えるのが大切
秋田 拓也
プロフィールを見る営業の志望動機を作成したい学生の悩みとして多かったのが、営業職で活かせる「自分の強みは何か」「どうアピールしたら良いか」ということでした。
そんな人が最初に考えるべきことは、そもそも営業職で求められるスキルは何かということです。営業職を経験したことのない人がほとんどなので、求められるスキルを考えるのは難しいと思います。
応募先企業の営業スタイルによっても求められるスキルが違ってくるので、説明会などで営業職に必要なスキルを聞くのも良いでしょう。
営業職はただ商品を売るのではなく顧客に選び続けてもらう努力が必須
また、学生に営業職に必要なスキルは何かと聞いてみると、コミュニケーション能力や行動力、話すのが上手な人という回答が多いです。
確かにそれらは必要なスキルではありますが、最終的には契約や購入した後に関係性を維持していくことのほうが重要でしょう。営業は一度売ったら終わりではなく、次の契約につないでいく必要があるからです。
実際に営業員をやっている人からは、顧客に会社名ではなくて、名前で呼んでもらえるようになったことが嬉しいと聞きます。つまり、信頼を得られる誠実さや正直さなどのスキルも必要だということです。どこを活かせるか、自分の強みを当てはめてアピールすれば良いと思います。
中途採用の場合は、これまでの職務経験から得たスキルも合わせてアピールすれば良いでしょう。
営業職の志望動機で採用担当者を惹きつける4つのコツ
営業職の志望動機で採用担当者を惹きつける4つのコツ
- コミュニケーション能力をアピールする
- 商品を販売する熱意を伝える
- 顧客への貢献意欲を表す
- 自分を採用するメリットを書く
基本的な作成方法が理解できたところで、次は採用担当者を惹きつける志望動機作成のコツを意識してみましょう。営業職は間口が広い分、志望する学生も多いです。
採用担当者も多くの志望動機を目にするため、ほかの学生とは一味違う、目を引く内容を盛り込むと、書類の通過率もアップします。
ここでは、採用担当者を惹きつける4つのコツについて詳しく解説していきます。
①コミュニケーション能力をアピールする
営業職にコミュニケーション能力は欠かせません。営業職で必要なのは、顧客を惹き付ける話題を提供する力や、話を広げるスキルです。
話し上手な点が強みだという学生は、自分はどんな種類のコミュニケーション能力があるのか、どんなシチュエーションでコミュニケーション能力を発揮したのかなど、能力を裏付ける経験を具体的に盛り込んで積極的にアピールに使いましょう。
また、コミュニケーションとは自分が話をすることだけではありません。相手の話をしっかり聞くのも、話すのと同じくらい重要な力です。
営業は傾聴力も大事なスキルとなるため、友人の相談にのるのが得意だったり、相手の悩みを解決したという経験があったりすると、アピールとして活用することができます。自己PRと合わせて伝えるようにしましょう。
志望動機でコミュニケーション能力をアピールするには、アルバイト先の上司や同僚、サークルの先輩や仲間など、自分と普段からコミュニケーションを取っている人に、自分のコミュニケーション能力に関する印象を教えてもらい、証言として盛り込むのも1つの方法です。
②商品を販売する熱意を伝える
「どうしてその企業を選んだのか」の理由のなかには、その企業の製品が好きだからという学生もいるでしょう。しかし、そのまま志望理由として使うのはおすすめできません。
その会社の商品を販売したいと思った理由を伝えるには、まず商品の開発背景を理解することが重要です。企業が開発に込めた思いは、HPや書籍などから知ることができます。
入社すると、商品を受け取る立場から提供する立場に変わります。志望企業がどのように社会に対して貢献しているのかを理解したうえで、自分も社員としてその役割を担い、売り上げの貢献をしていきたいという流れで、アピールできると良いですね。
商品の販売に対して、困難なことがあっても諦めずに取り組む力を示すためには、今までの経験のなかから挫折をしたときのエピソードを活用すると良いでしょう。困難な状況のなかで、どのように問題を捉えて、どうやって乗り越えたのかを実体験をもとに説明すると説得力のある回答ができます。
挫折経験が思い浮かばない人は、こちらの記事の内容を参考にしてみてください。例文とともに詳しくまとめています。
- 志望企業の商品が大好きで、誰よりも商品への愛や熱意があると思います。その場合でも、そうしたアピールはしないほうが良いのでしょうか?
企業のニーズに合わせた形でのアピールならOK
単に大好きだということをアピールしてもあまり効果は期待できないでしょう。商品への熱意をアピールする場合は、客観的な視点で、競合商品との比較によるその商品の優位性への理解を伝えることはできます。
また、その商品を製造または販売しているその企業のことをどのように感じているか、もし入社したらどのようにその商品にかかわりたいのか、自分にどのような貢献ができるか、その企業のニーズにマッチする形で論理的に伝えることができれば、納得感のある志望動機にできるかも知れません。
③顧客への貢献意欲を表す
営業職は販売に対する熱意が求められる職種です。ときには、なかなか成果が出ずに精神的に追い詰められてしまうこともあるかもしれません。そんなときでも、営業職として仕事をし続けるためには、商品の販売を通して顧客の問題を解決したいという熱意が必須です。
その企業が提供している商品やサービスが、どのように顧客のニーズを満たしているのかをしっかりと理解し、どのような顧客の問題を解決したいのかを伝えると、貢献意欲を表せます。
とくに、顧客満足度を重視している企業であれば、企業の強みに自分も貢献したいと志望理由で伝えるのも良いでしょう。OB・OG訪問やインターンシップ・説明会などにも積極的に参加し、そのときに感じた企業の雰囲気についても言及できると、説得力が増しますよ。
OB・OG訪問の詳しい手順や準備は以下の記事でまとめています。OB・OG訪問を実施するか悩んでいる人も参考にしてみてください。
④自分を採用するメリットを書く
志望動機も一種の営業活動です。企業に対して、自分という商品を売り込むのが就活であり、そのなかの志望動機はプレゼン資料ともいえます。企業の採用担当者も、学生の営業職としてのポテンシャルをチェックしています。
志望動機では、自分を採用することが企業にとってどんなメリットを与えるのかを伝えましょう。そのために、自分が今までの経験で何を学んだのか、営業職としてどのように活かしていけるのかを振り返るのが効果的です。
今までのアルバイトや部活動・サークル活動のなかから、営業職と親和性のあるエピソードを用意してください。たとえば、「サークルのイベントでチケットを〇枚売るという目標のために▲▲のような行動をした」などの経験などは、目標達成に向けて努力できる力をアピールできます。
部活動経験をアピールする方法やエピソードの選び方はこちらを参考にしてみてください。
アドバイザーからワンポイントアドバイス自分本位の志望理由は企業からみると魅力的に映らない
野村 芳克
プロフィールを見る営業職志望の学生を面接する際に、「一緒に働きたい」と思うのは、単に営業成績を上げたいと語る人ではなく、顧客の立場に立って考え、チームのなかで成長していこうとする姿勢や発想を持つ人だと思います。
営業は数字の目標がある一方で、顧客の課題を理解し、信頼関係を築かなければ成果は続きません。志望動機のなかで「売ること」だけを強調する学生には、やや一面的な印象を持ちます。
社内・社外問わず相手を想って動けることを伝えると好印象につながる
逆に、採用したいと感じるのは、「お客様の声を丁寧に聞き、課題を解決する提案をしたい」とか、「チームで協力し成果を高めたい」といった言葉を自分の経験と結び付けて語れる人です。
たとえば、「アルバイトで来店者の要望を聞き出し、商品提案を工夫したことで売上が伸びた経験から、営業職に魅力を感じた」というように、過去の行動と営業の仕事とを自然につなげられているイメージがあると説得力が増します。
私自身も営業として働いていた経験がありますが、成果を出す人は必ずしも押しが強い人ではなく、相手の状況を理解し工夫を続ける人でした。その姿勢は周囲の士気を高め、チーム全体の成果にもつながります。
種類別! 営業の志望動機例文7選
ここまでで、営業職の志望動機の作成方法が理解できたでしょう。しかし、同じ営業職でも、種類が変われば営業の手法が異なるため、それぞれの求められるスキルに合わせた志望動機を作成する必要があるのです。
営業の種類に合わせた志望動機を作成すれば、志望企業の営業手法について、きちんと把握をしていることが伝わり、しっかりと企業研究をしているとアピールできます。
ここからは、代表的な営業職の志望動機7選を紹介するので、自分の企業の営業スタイルに合わせて、志望動機を作りましょう。
営業職を志望する人で、やりがいをテーマにした志望動機を作成したい人は以下の記事も併せて確認してみてください。
営業職に限らない志望動機の例文はこちらで紹介しているので、営業職以外も受ける人は参考にしましょう。
法人営業
法人営業の志望動機
私の強みは困難な状況でも前向きに行動できることです。
大学ではバレーボール部に所属していたのですが、大会直前に大怪我をしたことがありました。自分の出場は困難になってしまったので、組織のマネジメントや筋力の強化など、怪我をしていてもできることに力を入れました。
常にポジティブに物事をとらえて、自分にできる練習に前向きに取り組むことででチームの士気も下がることはなく、復帰後も最高成績を残すことができました。
私自身はチームで一番技術力が高かったわけではないのですが、チームスポーツであるバレーボールでは雰囲気作りが一番重要であるということから「チームのポジティブウイルスのあなたに副キャプテンを任せたい」と言っていただき、任命されました。
貴社は業界をリードしていく存在であり、その経営体力を活かして新しい挑戦を重ねているところに魅力を感じました。毎年新商品を出し、顧客のために高みを目指す姿勢は、私が目指す理想です。私の逆境を乗り越える強みを活かし、顧客の問題を解決するために全力を尽くす所存です。
意欲は伝わるのですが、チームが最高成績を収めたのは本当にあなたの姿勢のおかげなのでしょうか。少し根拠が弱く感じるので、そこの納得感を高められるともっと良くなると思います。
個人営業
個人営業の志望動機
私は、富裕層の信頼や期待に応えらえる証券営業職を目指したく、貴社を志望しました。
高校と大学では吹奏楽部に所属していました。都大会出場という目標達成のために部員同士で週1回のミーティングを欠かさずにおこない、同じ方向を向いて努力できたので、協調性には自信があります。
貴社のインターンに参加した際に、社員の人と面談をする機会がありました。そこで、いかに顧客のことを考えているか、どのように自分を成長させていくかを真剣に考えていることを知り、大変魅力に感じました。
また、一人で仕事を進めるのではなく、全員で顧客に寄り添う姿勢を大切にされていることを知り、自分の強みである協調性を活かせるのではないかと感じました。
将来は、資産管理や運用の面のサポートをしながら、日本や世界をけん引する層から信頼を勝ち得る存在になりたいです。
インターンの経験を志望動機に加えられている点は、非常に良い点です。ただし、自己アピールの協調性についてもう少しストーリーがあると、どのような出来事があって協調性を養ってきたのかが面接官に伝わりやすくなります。
銀行と証券の違いを理解できていない人もいるかもしれません。こちらのQAでは、キャリアコンサルタントが違いについて解説しているので、気になる人は参考にしてみてください。
有形商材
有形商材の志望動機
小さい頃から車が好きで、車の販売を通して人々の生活を便利にすることに貢献したいと思い、貴社を志望しました。
私は、アルバイトで教育商材のテレアポ営業をおこなっていました。初めはアポイントメントを取るどころか電話をすぐに切られてしまうことが多く、先輩の社員さんにアドバイスをもらいに行きました。
もともと自信があったので、成果が出ないのはとても悔しかったですが、その気持ちをバネにどんどん実践を重ね、最終的にはトップの成果を出すことができました。
貴社は「挑戦したい」という気持ちを何よりも大切にされていると伺ったので、アルバイト経験で培った行動力を活かして自分にしかできない営業の型を見つけていきたいです。
入社後、まずは商品についての知識を身に付け、車という角度からお客様の生活を支える業務に邁進いたします。そして即戦力として貴社の売り上げに貢献していきたいと思っています。
最初になぜ車が好きだったのか具体的に説明したうえで、後半の「車という角度から……」につなげると説得力がアップするためおすすめです。
無形商材
無形商材の志望動機
私が貴社を志望した理由は、形のない商品を売る営業力を身に付けたいからです。企業によって、課題はさまざまですが、法人営業として多くの企業と接することで自分の知見が広がり、成長につながると考えています。
私は10年以上バトンを続けています。なかなか上達せずに結果が出ないこともありましたが、諦めずに続けている継続力が私の強みです。バトンの経験を通して、評価される人はその人自身の実績や結果があることを学びました。だからこそ営業職として自分の価値を高めていきたいと思っています。
貴社は、日本の業界全体とのかかわりがあり、自分の知識を常に学び続けることが求められる環境があると認識しています。20代のうちにこのような環境に身を置けることを魅力に感じ、志望しました。
激しく変化する社会のなかでも、常に求め続けられるビジネスパーソンになるために、日々努力を欠かさずに励んでいきたいと思います。
成長につながる、自分の価値を高めたい、というのは悪くありませんが、やや自分都合の主張が強い印象です。あなたが得たいものばかりではなく、「会社にどう貢献できるのか」の記述を盛り込みましょう。
新規営業
新規営業の志望動機
私の長所は人見知りせず、誰とでもコミュニケーションがとれるところです。この強みは新しい顧客を獲得する際に活かせると考えています。
私は、接客業でアルバイトの経験をしていました。お客様一人ひとりに真摯に向かい合うことで、次回もお願いしたいと言われた経験もあります。この力は営業職として貴社の商品をより多くのお客様に届けるのに役立つと考えています。
貴社は顧客満足度を第一に考えており、顧客との関係構築を優先していくことを大切にしていると会社説明会で聞き、心から共感いたしました。
入社した際には、コミュニケーション力、ヒアリング力、提案力、知識など、営業職として必要な力をいち早く身に付けられるように人一倍努力していきたいと考えております。
自分の経験から自己分析をしたうえで、企業の会社説明会での内容を加えていて、ストーリー性が良い志望動機になっています。締めの「営業職で必要なことを学びながら貢献したい」という部分も前向きな印象で良いですね。
ルート営業
ルート営業の志望動機
私には、誰からも信頼される存在になりたいという夢があります。ルート営業は、取引先との信頼関係が必須であり、私のビジョンの実現に近く、自分の成長が企業の成長につながると思い、志望いたしました。
私は、困っている人がいると放っておけない性格で、昔から周囲の友人たちの悩みを聞くことが多かったです。決して目立つタイプではないのですが、周囲からの信頼を得て、部活やサークルでリーダーを務めてきました。
貴社は、オフィス機器というビジネスの基本となる商品を扱っており、多く業界のビジネスを支えられる点に魅力を感じました。また、貴社に入社した後、常に顧客に寄り添い、問題解決に向けて協力できるビジネスパートナーとなれるように精進していきたいと思っています。
「夢があります」とだけ書いてもその夢に対する想いは伝わりません。なぜその夢を持つようになったのかを具体的に書きましょう。また、信頼関係と自分のビジョンの実現の関係については、どんなビジョンのことなのかを説明すると良いですね。
カウンター営業
カウンター営業の志望動機
私は、カウンター営業としてお客様のニーズに合った旅行を提案したく、貴社を志望しました。私が小さいころから、両親はよく家族旅行に連れて行ってくれました。航空券とホテルを旅行代理店で手配し、後は自分たちで計画を立てる個人ツアーが多かったです。
そのなかで、代理店の販売員さんが、現地の情報などをアドバイスをしてくれたことを今でも覚えています。私もこのような顧客の想像を超える提案がしたいと思っています。また、貴社の「売るよりもまず人として信頼を得よ」という社訓に強く共感しました。信頼を勝ち得るからこそ、より良い販売ができると考えております。
入社後は幅広い商品の違いをしっかりと把握したうえで、お客様のニーズに合うものを提案する力を身に付け、誰もが満足できる旅行のアドバイスができるカウンター営業として活躍したいです。
実体験をベースにしている点が良いと思います。言葉は短いですが、顧客の想像を超える提案ができ、信頼を勝ち得て、誰もが満足できるアドバイスを提供する、というキーワードの流れが社訓の方向性と合っていて良い印象です。
業界別! 営業の志望動機例文11選
業界別! 営業の志望動機例文11選
営業職という共通点があっても、業界が変われば求められる強みも異なります。自分の志望する企業の分野に合わせて、志望動機を作成することで、なぜその業界の営業職に興味をもっているのかが明確に伝えられるでしょう。
ここでは業界別の営業職の志望動機の例文11選を紹介します。自分の志望する業界の例文を参考にして、自分だけの志望動機を作成していきましょう。
保険会社への志望動機
私は、お客様一人ひとりに合った保険プランを提案したいと思い、貴社を志望しました。
私は学生時代のゼミ活動で、生命保険とは死亡した際の保険金という意味だけでなく、資産運用や相続税対策など人生のなかの金融資産に関する悩みを解決する力のある商品であることを学びました。
また、貴社はあらかじめ大枠が決まったプランのなかで、お客様一人ひとりのニーズにあったカスタマイズ性のある商品を販売していることに魅力を感じました。
入社後は、ゼミで得た知識を活かして、いち早く貴社が扱う保険の仕組みを理解していきたいです。そして、心を込めてクライアントに最適なプランを提案する営業マンになるため、努力していきます。
自分が学生時代に興味を持って学んできたことを、社会人になって営業職としておこないたいことへと転換していて、良い内容になっています。また企業商品の分析ができている点も良いですね。
保険会社の志望動機の書き方は以下の記事で詳しく解説しているので是非参考にしてみてください。
保険営業は厳しい業界と言われることも多いです。こちらの記事では、保険営業の実態について解説しているので、気になる人は参考にしてみてください。
保険営業を続けられる人はどんな人が多いのでしょうか。こちらのQAではキャリアコンサルタントが解説しています。
医療機器メーカーへの志望動機
私は、貴社の商品をもっと多くのお客様に提供することで、人々が安心して治療に望める環境を作りたいと思い貴社を志望いたしました。
私は中学生の頃に交通事故に遭い、けがをして部活の大会に出るのを諦めたことがあります。そのとき、病院によって提供できる機器に差があり、受けられる医療にも違いがあることを知り、医療について興味をもちました。
現在は、卒業論文を執筆し、医療や医療機器について探求心を発揮しています。貴社は優れた医療機器を数多く開発しており、国内で唯一の生産を誇っているものが多数あります。
私は貴社の商品を普及させることで、必要な治療をどこでも受けられる環境づくりに貢献したいと考えております。入社後はより知識を吸収することで、自社製品の強みを論理的に語れる営業職を目指したいです。
「国内で唯一の生産を誇っているものが多数ある」ということが志望理由なのであれば、その会社のどの医療機器がそれにあたるのか、具体的な機器の種類や名称などを挙げると、企業についてよく理解していることを表現できます。
不動産業界への志望動機
私は、住宅を提供することで、安心できる生活の提案をしたいと考え、貴社を志望しました。私は大学入学時に上京し、初めて一人暮らしをしました。不安な新生活でしたが、不動産の担当者様が温かく接してくれ、不安な気持ちが解消されました。
貴社は一人暮らし世帯に向けた賃貸に強みがあり、自分と同じような思いを抱えている人に対して貢献ができる企業であることを魅力に感じています。
私は、大学1年生から居酒屋のホールスタッフとしてアルバイトをし、笑顔での接客を心掛けていました。常連さんの好みのあったメニューを紹介することで売り上げアップにも貢献しています。相手のニーズを汲み取った提案ができると自負しております。
貴社でも不動産営業として知識を身に付け、多くの人の生活を支えられる営業職を目指したいです。
➀体験をベースにしていて、➁魅力を感じる点が事業内容と合っており、③努力の内容やスキルに将来可能性が感じられる、という3点があり、よくできています。論理的に整合していて、顧客視点の共感要素(不安の解消)があるのも良い点です。
不動産の志望動機の書き方については以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
飲食業界への志望動機
私は、食を通じて人々の笑顔を増やしたいと思い、貴社を志望しました。私は母子家庭で育ち、母はいつも仕事で忙しくしていました。しかし、食事だけは家族で一緒に食べたいからと一生懸命な毎日を送っていました。そんな母の助けになっていたのが、すぐに食卓に出せるレトルト食品でした。
食事の時間は、心と体を満たす大切な時間です。貴社の商品は、忙しい毎日でも栄養バランスに配慮できるように配慮をされており、業界でも他社を圧倒する技術力の高さを誇っています。
私も貴社の一員として、より多くの人に商品の素晴らしさを知ってもらえるように貢献していきたいです。貴社に入社致しましたら、お客様の笑顔のために必要なことを考えながら、業務を進めていきたいと思います。
食品メーカーの商品があったから今の自分があるという内容が伝わってくる志望動機だと感じます。思いが伝わる内容です。自分のアピールポイントを加えるとさらに良くなります。
薬品メーカーへの志望動機
私が貴社を志望する理由は、貴社が開発した商品の提供を通して、苦しんでいる人の役に立ちたいと思ったからです。
私の父が体調を崩した際に、貴社の開発した薬を飲んで、元気になったことがありました。苦しんでいた父が、今では元気に働いている姿を見て、父のようにつらい思いをしている人を救える存在になりたいと思うようになりました。
実際に、薬を使った人が身近におり、自分の言葉で商品の良さを説明できるのが私の強みだと思います。貴社は新薬の開発に強みをもっており、最新の技術を使って常に開発研究を欠かさない企業姿勢を魅力に感じております。
まだ新しい薬品であればあるほど、知らない人に商品を説明するには知識と説得力が必要です。入社後は、幅広い商品知識を身に付け、日本だけでなく世界を見据えて苦しんでいる人に貴社商品を届けられるように業務に励む所存です。
動機の部分は「身近な存在に利用者がいたから医薬品開発に興味を持つきっかけとなった」とするほうが自然で伝わりやすいと思います。
スポーツ用品メーカーへの志望動機
スポーツ用品を提供することで、多くの人に体を動かす楽しさを知ってもらいたいと考え、貴社を志望しました。私は、中学時代からテニス部に所属し、ショットの上達を実感する喜び、勝負に負ける悔しさを経験をしました。スポーツには身体的・精神的に成長する力があると実感しています。
貴社は多ブランド戦略をおこない、幅広い競技分野で高品質な商品を提供できることに魅力を感じました。競技者からレジャー志向の人まで、多くのプレイヤーのサポートができる企業だと感じています。
仕事に対して真摯に向き合い、相手に合わせた提案をすることで、1つでも多くの商品を流通させたいです。
途中までは良いのですが、結論がトーンダウンしていて少しもったいなく感じます。根拠はなくても良いので、もう少し大きなビジョンを語れると熱意が伝わりますよ。
自動車部品メーカーへの志望動機
私は、営業の仕事を通じて、自分がかかわった部品が使われた自動車が実際に活用されるところを見たいと思い、貴社を志望しました。
貴社は自動車部門で、ワイヤーハーネスなどのハード面に加え、交通管制システムなどのソフトも取り扱っており、両方を販売できる営業の幅の広さに魅力を感じました。
私は学生旅行サークルに所属し、街頭インタビューから学生の旅に関するニーズを聞き出し、イベント企画をした経験があります。希望に沿った旅の提案を通して、相手を満足させることにやりがいを感じました。
入社後は、業界の勉強を積極的におこない、顧客や社内関係者とも連携を取りながら製品の良さを広めていきたいです。
センテンス毎の内容は非常に良い内容になっています。少し文章の構成がちぐはぐな点があるため、自分の経験である旅行サークルの話の後に企業分析の内容に入れ替えたほうが内容が伝わりやすいです。
銀行業界への志望動機
私は、地域の顧客に寄り添い、満足以上の経験をしてもらえる営業職を目指しています。私は、大学時代にアパレル販売のアルバイトを経験しました。ただ聞かれたことに応えるのではなく、お客様のことを考えプラスαの提案をしたことに喜んでいただけたことがあり、やりがいを感じました。
貴行は地域を特定しており、お客様とじっくり向き合い、より近い存在でいられる点を魅力に感じています。個人・法人どちらの顧客層も経験できるため、提案力を身に付けられると思いました。
顧客の信頼を勝ち取れるような、金融のプロに成長したいと思っています。
地域に根差した事業展開をしている企業は金融以外にもあります。顧客へのプラスαの提案ができる営業をしたいということと、金融のプロになりたいこと、それらがその企業に対する志望動機とどう関係があるのかを説明しましょう。
銀行などの金融業界に興味がある人はこちらの記事を参考にしてください。金融業界のトレンドや仕事内容、対策のコツなどを解説しています。
銀行員のやりがいについて、下記の記事でキャリアコンサルタントが回答しています。やりがいを知っておくことで志望動機に熱意を込めることができるため、参考にしてみてください。
IT業界への志望動機
私はICTの活用で顧客が付加価値を作り出すことに貢献したいと思い、営業職を志望しました。
私の実家は町工場を経営しており、父は夜中にずっとパソコンに向かっていました。製造業にはデータの入力といった苦労がつきまといます。ICTの活用することで、このように本質的ではない作業を最小限に抑えられると思っています。
貴社は製造業向けサービスを提供している点を魅力に感じています。父と同じように作業に苦しむ人の手助けがしたく、営業職に興味をもちました。
大学では学会発表を経験しているため、自分の考えをわかりやすく伝えるのは得意です。営業とは課題解決であるという考え方を活かし、顧客と貴社の双方に必要とされる人材になりたいです。
「本質ではない作業」「作業に苦しむ人」という言葉の使い方は少し違和感を持たれるかもしれません。データの活用やそれによる業務効率化といった発展性のある内容を入れると良いですね。
IT営業は厳しい一面もあります。下記では、キャリアコンサルタントがIT営業のきつさについて解説しているので、参考にしてみてください。
IT業界の魅力や志望動機の作り方はこちらの記事で詳しく解説しているので、IT業界の選考を受ける人は併せて参考にしましょう。
IT業界の仕事内容
IT営業の仕事内容や魅力をプロと解説! 業界経験者による生の声も
IT営業の志望動機の書き方
IT業界の受かる志望動機の書き方|職種別の例文10選も紹介
家具メーカーへの志望動機
私は、貴社ブランドの魅力を多くの人に伝え、市場を世界に広げていくことに貢献したいと思い、貴社を志望しました。
貴社は、デザイン性の高い家具の販売に強みを発揮しており、北欧風のデザインと日本の伝統文化を融合させた家具が国内で人気を誇っている点を魅力に感じています。昨年アジアに支店を立ち上げたことから、今後は海外も視野に入れた事業展開をしていくのではないかと推察しました。
私は、大学時代に英語を専攻し、1年間のアメリカ留学を経験しました。英語を使ったコミュニケーションが得意で、海外でも貴社製品の良さを伝えられる語学力があると自負しています。海外と日本の架橋となるような存在を目指して、入社後はいち早く独り立ちできるように努力する所存です。
企業分析ができていて、自分なりの推察をしている点については、評価されるでしょう。それに対し自己アピール点が語学力だけになってしまっているので、もう少しアピール点を深堀りするとさらに良くなります。
エネルギー業界への志望動機
私は、生活や産業の基盤として社会に大きな影響力を発揮したいと思い、エネルギー業界を志望しました。
東日本大震災を経験し、エネルギーは社会のインフラであると強く実感しました。そのなかで、貴社は液化天然ガスの拡大を通して、新しいエネルギーインフラを全国に展開していくという新しい戦略を立てている点を魅力に感じました。
私の強みは、物事を継続する粘り強さです。私は16年間剣道を続けてきた経験から、困難なことがあっても諦めずにやり抜く力に自信があります。
また、ITベンチャー企業の長期インターンに参加し、課題解決に取り組んだ経験もあります。貴社入社後は法人に対するソリューション営業に携わり、顧客のニーズに沿った価値あるサービスを提供したいです。
東日本大震災の経験からエネルギー業界に興味を持ったという志望動機は自然なロジックで良いですね。新しいエネルギーインフラの全国展開という新しい戦略に魅力を感じたという点は、もう少し具体的に、どこにどのような魅力を感じたかを説明すると良いでしょう。
エネルギー業界を目指している人は以下の記事も参考にしてみてください。詳しい仕事内容や対策方法をまとめています。
記事
エネルギー業界に向いている人は? 仕事内容や将来性を徹底解説
QA
再生可能エネルギー業界の今後はどうなりますか?
エネルギー業界のなかでもガス会社に興味がある人はこちらの記事を参考にしましょう。ガス会社の志望動機だからこそ気を付けたいポイントを解説しています。
転職者向け! 営業職の志望動機例文4選
転職者向け! 営業職の志望動機例文4選
- 未経験者×法人営業
- 未経験者×個人営業
- 経験者×法人営業
- 経験者×個人営業
ここまでは、新卒で営業職を目指す人向けの志望動機の例文を紹介してきました。営業職は、中途採用でも人気が高く、志望動機の作り方を知りたい人も多いでしょう。
これまでに営業経験がある場合は、その実績やスキルを具体的に盛り込むことが重要です。また、未経験であっても、前職での経験を活かしてポテンシャルをアピールすることが求められます。
ここから、転職者向けに4つの例文を紹介します。未経験者向けと経験者向けでそれぞれ紹介しているので、該当する例文を参考にしてみてくださいね。
営業職から転職を希望する人もいるでしょう。転職方法について、下記のQAでキャリアコンサルタントが解説しています。
営業から転職する場合、営業以外への転職はどのように進めるべきでしょうか?
営業から転職したいのですが、別職種への転職は難しいでしょうか?
営業から事務職への転職は上手くいきますか?
営業からマーケティングへの転職は上手くいきますか?
営業から転職するならどんな職種がおすすめですか?
未経験者×法人営業
未経験者×法人営業
私は、自ら行動して人との信頼関係を築くことにやりがいを感じるため、法人営業の仕事に強く惹かれました。
貴社を志望した理由は、単なる営業ではなく、顧客企業の課題に向き合い、企画段階から伴走していく提案スタイルに魅力を感じたためです。合同説明会でお話を伺った際、営業の方が「商談よりも、その前段階の信頼構築が重要」と仰っていたことが印象に残っています。
大学の社会調査に関するゼミでは、業界動向の調査や企業インタビューなどを通して、論点を整理しながら資料をまとめる経験をしました。企業の方から伺った話をもとにして仮説を立て、足りない情報を探して議論を重ねるなかで、相手の立場に立った視点を意識できるようになりました。
発表本番では私がプレゼンを担当して、教授から「聞きやすくて内容にも納得感があった」と評価をいただいたことが自信につながりました。
貴社の一員として業務に携われる場合には、まず一つひとつの商談に真摯に向き合い、顧客の業界知識や課題に対する理解を深めることに注力します。将来的には、顧客とともに課題解決をおこなえるパートナーとして信頼される存在を目指したいです。
上記の例文は、法人営業職に求められるポイントを考え、ゼミで体験したことをうまくそこにつなげられているのが良い点です。
「相手の立場に立った視点を意識できる」ということをこのPRでも実証できていて、教授の評価という裏付けの加筆も効いていますね。
未経験者×個人営業
未経験者×個人営業
私は、自分の提案や行動が相手の生活に直接貢献できることに大きなやりがいを感じるため、個人営業の仕事に関心を持ちました。
特に貴社は、顧客のライフスタイルや価値観に寄り添った提案を重視しており、単なる商品販売ではなく、人生のパートナーとしての役割を担われている点に共感し、このたび志望致しました。
大学時代に力を入れたことは、カフェでのアルバイトです。常連の方が求めていることを会話のなかから汲み取って、「本日はお疲れのようですので、カフェインが少なめのドリンクにされますか?」といった、一歩踏み込んだ接客を心掛けていました。
その結果、数人の方から「あなたと話すと元気が出る」とお褒めの言葉をいただいたことが、何よりの励みとなりました。
貴社のチームの一員として貢献できる際は、営業の基礎を学びつつ、一つひとつの出会いと向き合って、社内外からの信頼を積み重ねていきたいです。将来的には商品そのものだけでなく、自分自身を信頼して契約していただけるような存在を目指します。
上記の例文は、顧客に寄り添う姿勢やアルバイト経験を具体的に結びつけて記載されているという点は評価できます。さらに「成果」や「数値」を交えて実績を示すと、説得力が一層高まり、営業職での成長イメージがより鮮明になるでしょう。
経験者×法人営業
経験者×法人営業
私は、前職で中小企業を対象とした法人営業を担当しており、常に顧客の課題に寄り添う提案を心掛けてきました。
貴社は顧客の業界構造や経営課題にまで踏み込んだ提案ができると伺い、提案の幅と深さが営業の武器となる点に強く惹かれ、このたび志望致しました。
前職では取引先の新規開拓から関係構築、アフターフォローまで一貫して対応していた経験があり、顧客の業界をどれだけ深く理解できるかが成果に直結することを実感しています。
担当した案件では、顧客が抱える根本的な課題が自社のサービスの導入だけでは解決しないと判断し、他社と連携したカスタマイズな対応を提案したことで、長期契約を獲得できた経験もあります。
貴社への入社後は、まず貴社のサービスや社内ルールの理解を深めながら、既存顧客との関係構築に主体的に取り組みたいです。将来的には、経営課題にも踏み込んだ提案ができるような営業として、長く信頼される存在を目指してまいります。
まず、「カスタマイズな対応」は言葉がおかしいので修正しましょう。「柔軟な対応」などと言い換えられると良いですね。
そのうえで、経営課題に踏み込んだ提案や、他社と連携した対応の経験があることは課題解決型の営業職においてはプラス要素です。部分的にでも良いので実績の具体例を加筆すると説得力が増すでしょう。
経験者×個人営業
経験者×個人営業
前職では、個人の顧客を対象として保険・金融系のサービスを提案しており、ヒアリングから提案、契約後のフォローまで一貫して担当していました。
貴社の、顧客のライフイベントや将来的な不安に対しても深い理解を持ち、自社商品のみでなく、法律や制度の知識を駆使した幅広い観点から提案されている点に魅力を感じています。
営業担当者の知見の幅がそのまま信頼に直結する領域だからこそ、知識を武器に顧客の人生に向き合う貴社の姿勢に強く共感し、志望致しました。
前職では、商品だけでなく、担当者にも価値を感じていただけるような営業を目指して取り組んでいました。その結果、「あなたが担当だから続けたい」と言っていただいたこともあり、それが私の原動力になっています。
貴社で働くことができた場合、まず貴社の商品や提案プロセスの理解を深めることに注力します。その後対話の質やヒアリング技術を学びつつ、初回面談から契約後のフォローアップに至るまで一貫して対応できるよう、実務を重ねていきたいです。
将来的には、支店内での後進育成や提案事例の共有にも貢献できるような、社内外から頼られる存在となることが目標です。
上記の例文では、前職経験を具体的に示し、顧客からの信頼を得た実績を語れている点は強みとして良いです。さらに「契約件数」や「継続率」など数値で成果を具体的に示すと、客観性が増し、即戦力としての印象がより鮮明に伝わります。
志望動機で使える営業職の魅力
営業職の魅力
- 成果が数字に現れるため成長を実感できる
- 直接顧客と接するためやりがいを感じやすい
- ビジネスの基本を学べる
- 社会人としての幅広いスキルが身に付く
営業職は、明確な目標があるため自分の成長を実感できたり、毎月の達成感があったりします。さらには、ほかの企業でも通用する汎用性のあるスキルを身に付けることもできるため、そうした理由から希望する人も多い職種です。こうした魅力も志望動機で活用することができます。
仕事に対してやりがいがあると、長くその仕事を続けることができ、結果として自分のキャリアのプラスになるのです。営業職にしようかどうか迷っている学生も、営業職のやりがいを知ると、自信をもって自分の就活の軸を決められるでしょう。
ここからは、営業職の魅力について解説します。魅力を知ったうえで、自分が目指すべき道なのかを検討してください。
営業職のキャリアプランについて知りたい人は下記の記事を参考にしてみてください。
営業職の経験を活かして転職する方法については下記の記事で解説しています。
成果が数字に現れるため成長を実感できる
営業職は目標の売上数を設定してそれを達成するために仕事をしていきます。自分の成果を明確に数字で示せるので、自分自身で頑張った結果を実感しやすく、やりがいを感じやすいでしょう。
たとえば、ある月の会社全体の売上が1億だったときに、自分の売上が全体の何%を占めているかということも明確にわかります。
また、売り上げが給与に反映される仕組みになっている企業も多いです。上司や会社からも努力の成果を認めてもらいやすい職種といえます。
この魅力を志望動機に盛り込む際には、「私は自分の頑張りが企業に貢献できたときに、やりがいを感じるタイプだと思っています。そのため、営業職として高い目標に愚直に向き合い、その結果が数値として現れ日々成長を実感できることは、自分のやりがいとなり、頑張る原動力になると感じています」などと伝えられると営業職の魅力をよく理解していることが伝わるでしょう。
- 成果が数字に表れるということは、それだけプレッシャーを感じやすいということですよね? ノルマが厳しそうで不安です……。
ノルマに対する取り組み方や評価体制を調べてみよう
ほとんどの企業の営業職で、評価項目として数字的なノルマが設けられています。この数字ノルマを目標として置き換えて考え、目標達成ができた場合の成功事例や、できなかった場合の改善点などを、営業職のメンバーの中で話し合うことが一般的です。
ノルマに不安がある場合は、面接で、最初のうちは数値目標に達成しなかった原因などを上司や先輩と一緒に解決できる職場かどうかを質問すると良いと思います。
また、数値達成しなくとも定性評価(取り組み方)などの評価割合を設けている企業もあるので、企業分析をして評価体制についても調べてみましょう。
直接顧客と接するためやりがいを感じやすい
営業をするうえで大切なことは、顧客が抱えている問題に対して、それを解決するための手段として自社のサービスや商品を提案することです。顧客と真摯に向き合い、自分が売った商品で、顧客の問題を解決するのが営業職の役割です。
適切な顧客に商品の提案ができれば、顧客の抱えている問題は解決します。その結果、顧客は満足してくれるので、ときには直接感謝の気持ちを伝えられることもあるでしょう。
自社製品を通してかかわった人の役に立ちたいという気持ちがある人には適性のある職種です。
この魅力を志望動機に盛り込みたい人は「私は素晴らしい商品を広めることで人々の暮らしを豊かにしたいという想いがあります。そのため、御社の営業職として、〇〇という商品を一人でも多くの人に広め、その人の課題を解決するお手伝いをしていきたいと思い、志望しています」など、自分の就活軸と営業の魅力を掛け合わせてみましょう。
ビジネスの基本を学べる
ビジネスの基本は、社会に必要とされるものを生み出し、自社の利益につなげることです。この企業の売り上げをつくる役割の根幹を担っているのが営業職であり、ビジネスを成立させるための基本を学べる職種といえます。
直接顧客とかかわり、課題解決に取り組んでいるので、誰のどのようなニーズに対して自社の製品を提案するのかを常に考える力が身に付くでしょう。
また、新卒で入社後は研修でビジネスマナーを学びます。営業職は研修で学んだことを活かして実際に顧客と接するため、生きたビジネスの経験を積むことができます。
この魅力を志望動機に盛り込む際には、「私は社会人として最も大切なのは、ビジネスの基本だと思っています。ビジネスは人と人がコミュニケーションを取り進んでいくものなので、基礎がなってない人は、どの業界・職種であっても活躍できないと思うからです。そのため、まずはキャリアの第一歩として営業職を志望し、ビジネスの基本を身に付けていきたいと思いました」など、営業職の魅力の理解と社会人としての決意を伝えることを意識しましょう。
モノを売る場合もサービスを売る場合も、すべてのビジネスで実現しようとしていることは、顧客のニーズに応えることです。営業はその顧客のニーズを一番近くで把握できる役割であるため、営業で学ぶことがビジネスの基本になります。
社会人としての幅広いスキルが身に付く
これまでに紹介してきたメリット以外にも営業職で磨かれる力には次のようなものがあります。
営業職で磨かれる力
- コミュニケーション能力
- 相手の求めていることを察するスキル
- プレゼンテーションスキル
- 課題解決スキル
- 強い精神力
自社の商品やサービスを魅力的に感じてもらうために、効果的な見せ方を考える力は、社内でのプレゼン・上長への提案・朝礼でのスピーチなど人前に立つときにも役立つでしょう。
また、顧客とのアポイントが設定できなかったり、商談で何件も連続で契約が取れなかったりすることもあります。そのような経験を繰り返すうちに、自分なりに改善を加えて問題を解決したり、少しのことではめげない強い精神力が得られたりするのです。幅広い力が身に付くことも営業職のメリットといえるでしょう。
- 営業職の魅力がわかったので、志望動機に盛り込みたいと思います。これらの内容だけではありきたりな志望動機になりそうなので、差別化のコツを教えてください。
自己理解を深めてオリジナルな体験とつなげよう
志望動機の差別化で重要なのは、自分自身の体験につなげることです。
志望動機につながる興味、関心は必ずどこかの原体験につながっていて、自己分析でそれが整理されれば独自の内容になるのですが、自身への掘り下げが浅いと誰もが言うようなありきたりな内容になってしまいます。
「魅力がわかった」「やってみたい」と感じることは誰にでも起こり得ます。そこからもう一歩踏み込んで、「なぜ自分はそう感じたのだろう」ということを掘り下げてみてください。
具体的な体験は千差万別なはずなので、そのオリジナルな体験と志望先の仕事をつなげれば、あなただけの志望動機ができるはずです。
営業職の仕事の流れを理解! 志望動機に具体性を盛り込もう
営業の実際の仕事の進め方は次の4ステップです。
営業の流れ
- アポイントを取る
- 商談する
- 商品の納品や提供をおこなう
- アフターフォローをおこなう
営業の仕事について具体的に理解しておくことで、より具体的な志望動機を書くことができます。たとえば業務の流れがわかると、自分の強みが活かせるところはどこなのか、自分が特に魅力を感じる仕事内容はどういった内容なのか、などを明確化できるため、独自性のある志望動機になります。
また、営業職の志望動機では、ポテンシャルをアピールすることも重要です。業務の流れを理解したうえで作成すれば、実際に活躍するイメージを面接官にも持ってもらいやすくなります。そのため、営業の仕事の流れを把握し、それを踏まえた志望動機を考えましょう。
①アポイントを取る
営業の仕事は、契約をしてくれそうな顧客を探すところから始まります。自社の商品を使うことで、問題を解決できるターゲット層に合わせて、アプローチをしていく形です。
たとえば、Fintechなどの金融関係のシステムを販売している会社の営業先は、もちろん金融業界になります。食品会社にアプローチしても、商品の活用はできませんし、契約の見込みもありません。
アポイントを取るためには、自分の製品について理解し、それを必要とする顧客の状態について考えを深める必要があるのです。アポを取る手法は電話が多いですが、それ以外にもダイレクトメールや訪問販売でアポをとることもあります。
②商談を実施
営業という言葉から思い浮かぶのはこの商談の場面でしょう。アポイントを取った顧客に、商品の提案をおこないます。この商談の部分が営業職の腕の見せどころです。
商品や商品資料を見せながら提案をおこないますが、ただ伝えるだけでなく相手の要望などをヒアリングすることも大切になります。顧客が本当に求めていることを理解することで、自社製品の提案をより良くおこなえるからです。
商談は、1回の実施で契約まで結びつく場合もあれば、複数回にわけることもあります。複数回にわけるパターンとしては、初回の商談で顧客の新しい要望や課題感を把握したため、提案を改めておこなう場合や、初回は現場の担当者と、2回目は決裁権のある人と商談をおこなう場合などです。
商談が上手くいき、契約が決まったら、見積金額の提示や契約書の確認などに進みます。
商談には、顧客との信頼関係を構築するスキルが欠かせません。また、商談は複数回にわたることも珍しくないため、商談の経緯を正確に記録し、説明すべきことと確認すべきことを、正しい順番で確実におこなうスキルも必要となります。
③商品の納品や提供
契約がまとまったら、実際に商品を提供する流れです。IT業界などであれば、顧客が使うシステムのアカウント発行をおこないますし、小売業であれば、顧客から受注した商品を期日までに所定の個数納品するといった作業もあります。
このような契約にまつわる作業については、営業職ではなく、自社の事務職などと連携を取る場合もあるでしょう。できるだけ顧客の希望に合わせたスケジュールで商品の納品や提供ができるように調整することも、営業職の役割です。
問題なく商品やサービスが納品されたかどうか確認し、トラブルがあればすぐに対応にあたります。納品完了が確認できたら、請求書を作成し、顧客に請求業務をおこないます。契約時に請求のタイミングや請求方法、支払い期日や方法などを確認しておくのも営業の仕事です。
④アフターフォロー
営業職は商品を売るだけが仕事ではなく、商品納品後のフォローも大切な仕事です。納品した商品をうまく活用できているかのアフターフォローをすることで、顧客の継続契約が決まる可能性が高くなります。
アフターフォローをいかに早く丁寧にできるかで今後の顧客との信頼関係が変わっていくのです。優良な関係性が築けていれば、顧客の新たな要望をキャッチして、別の商品やサービスの営業もしやすくなるでしょう。
志望動機を作成する際も商品を売った後のフォローについても理解していることを加えられると、営業職の仕事についてしっかり把握していることが伝わるので、アピールとして効果的です。
顧客に販売した後の評価やクレームになる前の対応をすれば、顧客を継続的に確保できるようになります。だからこそ、営業職におけるアフターフォローは、商品やサービスを販売することよりも重要です。
営業職で求められる力とは?
どの業界にも共通することですが、志望動機に盛り込むべき内容は、その職種で求められるスキルを持っているということです。そのため、営業職ならではの求められる力を知っておく必要があります。
ここでは、営業職で求められる力を紹介していきます。自分の強みとの共通点を見つけて、自信を持ってアピールできるように準備していきましょう。
また、自分が営業職に向いているのか、営業職としてスキルを積み重ねていけるのかどうか心配という人も、営業職で求められる力を知ることで、自分との適性を判断する材料になりますよ。
そもそも自分が営業に向いているのか自信がない人は、以下の記事を参考にしましょう。適性のチェック方法について詳しく解説しています。
結果に対する責任感
営業職は、企業の売り上げを支える重要なポジションです。そのため、明確な数値目標を追っていくことになります。たとえば、アパレル販売で1つの商品を売るために10人への声かけが必要だとします。目標数値を達成するために、9回は断られる覚悟で声をかけ続けるという行動力が必要です。
ときには、目標を達成できるかどうか、ストレスに感じることもあるでしょう。しかし、結果に対して自分が負っている責任を自覚し、うまくストレスと向き合いながらパフォーマンスを発揮する力が求められます。
常に高い行動量を担保し、結果に対して貪欲な人は営業職に向いています。
責任感をアピールする方法はこちらを参考にしてみてください。他の就活生との差別化のコツをまとめています。
相手の立場に立って伝える力
営業職は顧客との密なコミュニケーションが必要になる仕事です。相手の話す内容を理解し、同じ目線に立って意思疎通するスキルが求められます。一方的に話をしてしまう、または自分の伝えたいことが明確に伝えられないという人は、営業職として仕事を進めていくのは困難です。
これまでの経験のなかで、人とのかかわりで達成感を得た経験があれば、コミュニケーション能力をアピールする材料になります。日常生活の中やアルバイトでの経験を通して、相手とうまくコミュニケーションを取れた事例があれば、自己PRで活用しましょう。
顧客や発注者のニーズがわかれば営業は容易になりますが、相手が要望を正しく伝えてくれるかどうかはわかりませんし、相手が自覚していないニーズもあります。相手の立場に立てる営業は、それを汲み取って提案できるのです。
相手の要望を聞き取る能力
営業職は話し上手でないと務まらないと思っている学生もいるかもしれません。しかし、上手に話す力以上に上手に聞く力も求められるのが営業職です。
顧客は何かしらの問題を抱えており、それを解決するための手段として自社の商品やサービスを提供していきます。ときには、顧客自身が自分たちの問題に気づいていないこともあるでしょう。そのような深いところにあるニーズを引き出すためには、しっかりと相手の要望を聞き取る力が必要になるのです。
この要望を聞き取る力は面接の段階でもチェックされます。自分の気持ちを伝えることだけを優先せず、相手が聞きたいと思っていることは何かを意識しながら話を聞くことで、営業力に欠かせないヒアリング力をアピールできるでしょう。
話を聞くのが得意な人は以下の記事を参考にしてください。営業職以外にも話を聞く仕事を詳しく解説しています。
トラブルなどへの対応能力
企業や個人を相手に営業をおこなう際には、想定していなかったトラブルに遭うこともあります。予期せぬ問題が発生したときでも、冷静にかつ、相手に対して誠意のある行動を心がけて対応できる力も営業職には欠かせません。
顧客に対して、ただ表面的な謝罪をするだけでは不十分です。心からお詫びし、かつそのトラブルをどのように解決するかを具体的に提示することで顧客との信頼関係を維持する必要があります。
これまでの学生生活のなかで、トラブルに対して対応し解決した事例があれば、臨機応変に対応する力があると採用担当者に好印象を持ってもらえるでしょう。近しい経験があるかどうか、振り返ってくださいね。
学生時代の部活動やサークル活動、アルバイト先での経験から、何かのトラブル解決に奔走した経験や、トラブルではなくても、チームの課題解決にメンバーの一員として貢献した経験は、対応能力を示すエピソードになるでしょう。
記憶力や管理能力
営業職では、顧客の顔や名前のほかにも、以前にやりとりした会話の内容などを記憶しておくことで、円滑な関係を築けます。ふとした会話のタイミングで過去の話題を盛り込むテクニックなどを活用して、顧客の心を開かせるのも営業職の仕事を上手く進めるためのコツです。
営業職として働くうえでは、名刺の管理を保管する、相手との会話の内容をメモに取るといった情報の管理能力が求められます。学生のうちから、情報をきちんと整えて必要なときにいつでも使える状態にしておく癖をつけましょう。
また、これまでに人の顔や名前を覚えていて喜ばれたエピソードや、情報を上手に管理できた経験があればアピール内容に盛り込むのも効果的です。
向上心や粘り強さ
ノルマを乗り越えなくてはいけなかったり、営業をかけてもうまくいかなかったりといった苦い経験をすることもあるでしょう。そのような困難な状況であっても向上心をもって粘り強く行動できる力も成果を出すために必要です。
失敗を糧にして結果的に成長できたという体験で自分の強みをアピールしたり、気持ちの切り替えが上手で前向きに物事に取り組めるといった性格を伝えたりするのも、営業職としての適性があることを示すための方法です。今までの経験から自己PRに活用できそうなものをピックアップしてみましょう。
体育会に所属している学生は、向上心や粘り強さをアピールしやすいと思います。自分の経験をストーリーとして話すことで、説得力を持って伝えられるでしょう。
フットワークの軽さ・レスポンスの速さ
営業職では、顧客と信頼関係を築くために、相手の要望に対してできるだけ早く対応するのが望ましいです。フットワークが軽いと不測の事態に対しても素早く動けて柔軟な対応が可能です。
また、レスポンスの速さも大切です。実際に営業職として働く際には、複数の顧客の担当となり、同時進行で営業を進めていきます。何事にもスピード感をもって対応するためには、スケジュール管理が必要です。
学生のうちからスケジュール帳やタスク管理表を活用して、情報を一元的に管理する習慣を身に付けておくと、営業職として就職した後も確認がしやすくて便利でしょう。
営業は最終的に顧客の信頼を得ることが求められます。相手を理解し役に立つ商品やサービスを提供するためには、商材の知識はもとより、市場の情報収集、分析、交渉、コミュニケーションなど、ここまでで解説したような幅広い力が必要です。
アドバイザーからワンポイントアドバイス営業職は「相手の要望を聞き取る力」が有効なアピールになる
鈴木 洵市
プロフィールを見る営業職の志望動機でアピールすると良い強みとして、「相手の要望を聞き取る能力」が挙げられます。
営業職というのは、自社が取り扱う商品やサービスを販売する際に、購入する顧客の要望に合わせて提案をしていかないと、競合他社と比較検討されて、なかなか購入に至りません。
これは同様の商品・サービスを取り扱う事業者が多いということにもなりますが、このような場合、相手の要望を丁寧に聞き取り、相手の要望に合わせた提案をする必要があります。
相手の要望を聞き取って成果を出した経験を探してみよう
学生生活の中で、販売するような経験がなかったとしても、何かを成し遂げるために相手の要望を聞き取って成果を出したという経験は、探してみると案外よくあることです。あなたが体験した事実をもとに、「相手の要望を聞き取る」ことで成果を出したようなストーリーを組み立てて志望動機にすると良いでしょう。
ここまで営業職で求められる能力を解説しましたが実行力も営業で活かせる能力の一つです。以下の記事では実行力についてまとめているので参考にしてみてください。
営業職の志望動機は4ステップで作る! 成果をイメージできる内容に仕上げよう
営業職は会社の看板を背負って働く重要な職種です。そのため、企業側は志望動機を念入りにチェックしています。この記事で解説してきた4つのステップに沿ったわかりやすい流れで作成することが大切です。
そのうえで、漠然としたやる気ではなく、その企業の強みを活かした商品であると理解していること、自分の強みが商品を顧客に売り込む際に役立つことを明記できるとより良い志望動機になります。営業職として成果を出すために、職種への理解を深めたり、コミュニケーション能力を培う努力をしているという熱意を伝えられる内容にしましょう。
そうした内容を盛り込むことで、面接官は入社後の姿をイメージでき、長期で活躍してくれると期待できるのです。
この記事で解説した志望動機の作成方法を参考に、自分だけの志望動機で企業にアピールしていきましょう。
アドバイザーからワンポイントアドバイス就活こそ営業だと捉えて志望動機を作成しよう
渡部 俊和
プロフィールを見る就活生はまさに、企業に対して自分という商品を売り込む営業活動をしている真っ最中です。企業の営業と違う点は、説明会やESなどある程度決まった段階があり、すでに場が用意されていることでしょう。
企業はその場を作るところからやらなければならないので、多少ハードルは上がりますが、就活そのものが営業のシミュレーションと考えると、やっていることに大きな違いはありません。
営業職を志すからには自分を売り込む力が期待されている
営業の志望動機で重要なことも実は就活と同じです。就活では皆さんが売る側(営業職)で企業が買う側(顧客)です。就活で重要なのは自己分析と企業研究ですよね。営業に置き換えると、自己分析は自社商品やサービスについての知識になり、企業研究は顧客の理解になります。その結果、顧客の信頼を得て契約に至ることで内定(売り上げ)を得ます。
どんな顧客にどんな商品・サービスを提供したいのか、それをなぜ自分がやりたいと思うのか、これを考え抜いた先にそれぞれの答えがあります。何より営業職を志すならば、「自分」という最高の商材を営業すること(就活)くらいはきっちりやってくれるものと期待されているので、選考から営業活動が求められていると考えて志望動機を作成してくださいね。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/Koyoriキャリアワールド代表取締役
Chieko Kimura〇2度のアメリカ留学、20年以上の外資系IT企業勤務を経て、現在は留学生向け就職支援をおこなう。また、企業のキャリア支援や新入社員のクラウドコーチングなどにも幅広くたずさわる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表
Toshikazu Watanabe〇会社員時代は人事部。独立後は大学で就職支援を実施する他、企業アドバイザーも経験。採用・媒体・応募者の全ての立場で就職に携わり、3万人以上のコンサルティングの実績
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Takuya Akita〇人事・採用の責任者として7年間、新卒・中途採用を担当。To Be Myselfを起業後、企業内のキャリアコンサルティング、新卒・中途の就職をサポートしている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表
Yoshinori Nomura〇IT業界・人材サービス業界でキャリアコンサルタントの経験を積む。培ったノウハウをもとに、その後はNPO支援団体として一般企業人の転職相談・就活生への進路相談を担う
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